GDCのエデュケーションブレックファーストにて、教育に関する私たちの新たな研究開発の取り組みを紹介すると同時に、高等学校および中学校向けの新しい助成プログラムを開始しました。この助成プログラムは、教職員の方々が対話型アプリケーションやゲーム開発の授業を行うにあたって、そのコースの実施認可の獲得や、授業への導入・実行に関する労力を劇的に改善するものとなるでしょう。
新プログラムの内容は以下のようなものです:
を提供します。
この新プログラムで、高等学校および中学校が直面していた様々な障壁を取り除くと同時に、教職員の皆様が授業で高い成果をあげるために必要となる支援をいたします。生徒の皆さんがアート、デザイン、やテクノロジーに夢中になる一方で、教育者の方々は Unityを物理学や数学、プログラミングのためのロジック学習のような重要な事柄を教えるための有効な手段として感じるかと思います。さらに、Unityを利用した授業では、通常の授業の形式だけでなく、プロジェクトベースの学習や、複数の学問にまたがった形、またはチーム学習などの形で行うときにも成果を上げられるでしょう。
メイン州バンゴアのUnited Technologies Centerのインストラクターであるマイク・プレブル氏は次のようにコメントしています。「私は、自身の授業でUnityを教えることがいかに価値があるかを実際に見てきました。Unityによって,私の教室にやってくるすべての生徒の授業参加と学習意欲のレベルが向上しました。Unityのカリキュラムフレームワークとスキル標準を受け取った時、私は、自分の肩から大変な重荷が下ろされたことを感じました。そして私自身が最もやりたいこと、つまり教えることに集中できました。私の授業にしっかりとした裏付けができただけでなく、私の生徒たちは、より総合的な内容を、より速いペースで学習することができるようになったのです。標準化されたカリキュラムフレームワークが与えてくれるベースとなる知識と理解は、私にとっては前代未聞のもので、どんなに言葉を尽くしても語り尽くせないほどの価値あるものだと思います。」
また、SkillsUSAのエグゼクティブ・ディレクターかつWorldSkills代表である、ティム・ローレンス氏は、次のように触れています。「カリキュラム開発および教育者リソースにおけるUnityの取り組みは、アメリカだけでなく国際的なレベルで生徒の学習と達成力をさらに強化することだろう。私が思うに、Unityの取り組みで最も刺激的な部分は、アカデミックの標準と整合していることにある。」
プロフェッショナル・スキル標準とカリキュラムフレームワークは、もちろん高等学校以上の教育・研究機関にも歓迎されています。多くの方々からのフィードバックに基づいたものであるからこそ、私たちはこれらがあなたにとっても価値のあるものであると確信しております。この取り組みを通じて、より多くの若い生徒・児童の皆さんにこの楽しさを体験していただき、大学等でさらなる発展的な授業を受けることにつながることで、将来のよりよいキャリア形成の一助になることが、私たちの大きなゴールなのです。
今週はじめのUnity 5 Personal Editionの発表に伴い、個々人の生徒、教職員の皆様は、ご自身のパーソナルコンピューターにUnityを無料で気軽に導入できるようになりました。そして教育向けライセンスとのシームレスな相互運用により、学校のラボや教室のコンピューターを使ったワークフローも実現できるようになりました。教育分野のコミュニティに対して私たちが続けている投資をみますと、本件は始まりにすぎません。今後も私達はさらにエキサイティングな発表をしていきますので、ぜひご期待ください。
プログラムおよび両方の基本ドキュメントは今朝公開されましたので、直ちにご利用いただけます。プロフェッショナル・スキル標準、およびカリキュラムフレームワークの無料の電子書籍や、中学・高校に対するソフトウェア無償供与に関するリクエストは、私たちに別途ご相談ください。
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