Unityが.NET Foundationに参加

本日のBuildでMicrosoftはUnityが.NET Foundationに参加することを発表しました。以下は発表内容の引用です:
「これは.NETプロジェクトの中核に関する技術的な意思決定を行うプロセスをオープンにするにあたって大きなマイルストーンです。これらのパートナーのコミットメントが、.NETが今後もオープンかつ革新的でエキサイティングな開発環境であり続けるにあたって重要な助けになるでしょう。」

わたしたちはMicrosoftとその他のファウンデーションメンバーとともに働き.NETの未来を形作ることに貢献しながら同時にUNityの.NET体験を素晴らしいものにすることを、本当に楽しみにしています。Unityデベロッパーにとってこれは最新の.NET API、ツールや言語機能が使えるようになるということを意味します。わたしたちはゲームを開発するプラットフォームとしての.NETを保ち、より発展させることに関心のあるみなさんの代弁者となるということでもあります。

具体的には私たちは以下のことを行っており、また今後行っていきます:

• IL2CPP .NET ランタイム
• Visual Studio へのネイティブ統合
• C# 6 のサポート
• Mono ランタイムとクラスライブラリのアップグレード
• 高速なガベージコレクタ

IL2CPP .NETランタイムはUnityのスクリプトを多くのプラットフォームで強化します。このテクノロジーはC++のパフォーマンスと.NETの使いやすさやポータビリティを融合します。わたしたちは今後もIL2CPPのパフォーマンスを向上させ、対応プラットフォームを増やしていきます。

Visual Studioへのネイティブ統合はUnity 5.2から利用可能になりました。この機能によりUnityはVisual Studioによる簡単かつ強力なデバッグ体験を提供できるようになりました。

他の要素は、それぞれ準備が整い次第準備発表していきます。これらはどれもUnityの中でトッププライオリティのものとしてすでに作業を進めています。これらの機能がリリース間近になった時には、パブリックロードマップを更新する形でおしらせします。

最後にもう一度…私たちは.NETファウンデーションのメンバーになり.NET エコシステムのオープン性、革新性とコラボレーションが続いていくのを見られることに最高にワクワクしています！