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プロダクトと価格の発展について

2016年6月16日 カテゴリ: ニュース | 6 分 で読めます
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数週間前、私たちは新しいプロダクトと価格を発表しました。みなさんのうちの何人かは価格が下がったことにとても喜んで頂けましたが、それ以外の方は幸せではありませんでした。

まず、私たちのサブスクリプションへの移行について、何名かの方々から「なんで!?」という疑問を頂きました。私たちはJoachimのフォローアップのブログ記事「サブスクリプション! なぜ?」で、いったいどういった原理でサブスクリプションへの移行をするのかについて解説しました。もしまだ未読でしたらば、ぜひ読んでみて下さい。

次に、皆さんのうちの何人かから、新しい価格に関して大きな懸念を頂きました:

  • 皆さんのうちにはとても長い間お客さまとして利用して下さっている方がおり、その方々は永続ライセンスのアップグレードディスカウントを駆使していました。この価格を年間で平均すると新しいサブスクリプションの価格よりも低いものでした。
  • デスクトップ向けにのみ開発している人にとっては、新しい全プラットフォーム向けの価格は以前のものより大きく高いものでした。

この2つの問題に強く当たってしまった方々。私たちは良い解決法を見つけたと思います。

まず、私たちはデスクトップを基本価格としながらiOSとAndroidを有償のアドオンとして付ける古いモデルには戻りたくはありません。これは常にちょっと恣意的な感じでしたし。
デスクトッププラットフォームに向けて開発を続けることは、モバイルプラットフォームと同じようにとても高いコストがかかります。しかしながらモバイル開発者の方が多く支払ってきました。今日、私たちはあなたがどのプラットフォームをターゲットにしても同じ価格になることを約束しました。皆さんにはこの点をご理解頂き、この判断を支持して頂けることを願っています。

同時に、多くのお客さまが新しい価格はとても良いと仰って下さっています。何人かの方は安すぎるとすら言い、これらの新価格にハッピーな方々はコメントやソーシャルメディアで大きく声を上げることはありませんでした。

私たちの目標は、急成長し続けるこのグローバルなコミュニティに属する皆さん全員、Unityを本当に様々な用途に使っている皆さんを、可能な限り幸せにすることです。私たちはUnity Personalを超えて有償版を手に入れたい・あるいは収益上限によって入手する必要があると考えるデベロッパーに、その規模の大小を問わず入手可能なものにしたいのです。

このゴールを踏まえて、私たちは以前発表した内容を変更します:

  • 私たちはUnity Plusで、スプラッシュスクリーンの表示をUnity Proと同じように自分で選べるようにします。
  • 私たちはUnity Plusの収益上限を10万米ドルから20万米ドルに変更し、より多くの皆さんがこのライセンスを選択出来るようにします。

これを実現するために、私たちはUnity Plusから1年間のコミットメント期間なしの契約オプションを削除しました。また、さらにPay to OwnのオプションはUnity Proのみで、Unity Plusには適用外としました(Pay to Ownの詳細はこの記事のもっと下の方にあります)。私たちは新しいアドバンテージを導入するために、これらの項目は残念ながら削除することにしました。

私たちは、これらの変更がすべての皆さんにとって状況を変える要素でないことを認識しています。もしあなたの収益がUnity Plusに当てはまる20万米ドルを超えていて、すでにUnityユーザーであったらば、下記のように移行案内を致します。私たちはこれらの変更が、それなしにはUnityを利用しづらいと感じていた方々にとってUnityが良い選択へとなることを願っています。

新しいスプラッシュスクリーン

価格の変更とは別に、私たちはUnityのスプラッシュスクリーンについてもいくつかの変更を行っています。

新しいスプラッシュスクリーンはPro、Personalなど関係なく、すべてのバージョンで 「Made with Unity」 と表示されます。「Personal Edition」の表示はなくなります。さらに、スプラッシュスクリーンはあなたが指定したバックグラウンド(ブラー処理されます) が選択出来、あなたの会社やチームのロゴがUnityのロゴと合わせて表示できます。この機能はリリースまでもう少し技術的に磨き上げる必要がありますが、搭載します。カスタマイズ可能なスプラッシュスクリーンはすべてのバージョンのUnityで利用可能となり、かつUnity PlusやUnity Proでは完全に削除することも可能です。詳細については今後のブログ記事で詳しく紹介します。

プロダクトオーバービュー

Unity Personal

  • 無料
  • 10万米ドルの収益上限
  • すべてのプラットフォーム
  • Unityスプラッシュスクリーン(カスタマイズ可能)
  • Personal 相当のサービス

Unity Plus

  • 月35ドル、12ヶ月以上の契約期間
  • 20万米ドルの収益上限
  • すべてのプラットフォーム
  • Unityスプラッシュスクリーン(カスタマイズ可能・On/Off可能)
  • ダークエディタースキン
  • Plus 相当のサービス

Unity Pro

  • 月125ドル、12ヶ月以上の契約期間
  • 収益上限なし
  • すべてのプラットフォーム
  • Unityスプラッシュスクリーン(カスタマイズ可能・On/Off可能)
  • ダークエディタースキン
  • Pro相当のサービス
  • Pay to Own

PlusもProも月極払い、あるいは(その方が予算管理的に簡単だという方のために)年間一括払いの両方が可能で、最低12ヶ月間のサブスクリプション契約が必要です。さらに、より長期の利用をあらかじめ行いたいという方のために24ヶ月間のPro契約オプションもあります。

Unity 5 Pro永続ライセンスをお持ちの方向けの移行案内について

私たちは新しいプロダクトを近々ウェブ上で開始し、新規のお客さまはそちらから購入出来るようにします。Unity 5.xの永続ライセンスをお持ちのお客さまは、2017年3月以降は新しいアップデートの取得は出来なくなります。ただし、アップデートを得たい方のために、いくつかのオプションをご用意しました:

  1. 最大5シートまで、Unity Proのサブスクリプションを月75ドルの特別価格にて移行期間限定でご利用頂けます。その後はサブスクリプション価格は通常の月125ドルに戻ります:
    • もし Unity 5 Pro があなたの初めてのUnityのバージョンの場合、この移行期間は1年間です。
    • もしUnity 4 Proからのユーザーの場合は、この期間は2年間です。
  2. もし年間収益が年間20万米ドル以下の場合は、Unity Plusに移行して月35ドル・12ヶ月間契約を選択することも出来ます。

これらの移行案内はストアで新しいプロダクトの販売を開始した後にEメールで送りはじめます。

Unity Pro向けのPay to Own

もし新しいUnity Proに24ヶ月間以上連続で契約頂いたら、サブスクリプション契約の停止をご連絡いただいた際、その時までにご使用のバージョンを永続ライセンスとして保持することができます。この選択をされ契約停止をされた後は、Unity Proに付帯するサービスやそれ以降の新しい機能、アップグレードを受け取れる権利は終了しますが、パッチリリースについては次の3バージョンまで利用可能となります。また、私たちは深刻なバグが発生した時に、そのような方々に向けてさらに追加でパッチを配布する権利を持ちます。もし再度サブスクリプションを契約を復帰した場合、あなたは当時取得した永続ライセンスを保持し続けますが、加えてアップデートや修正パッチ、付帯サービスを再び得る事が出来ます。さらにそこから別の24ヶ月間以上の連続契約期間を経て再度サブスクリプション契約を停止すると、その時までに有効なバージョンが利用可能な新しい永続ライセンスを取得できます。

ここまで詳細を読む時間をとって頂きまして有り難うございます。ぜひ、どう思ったかを教えて下さい。

追加情報

更新されたUnityサブスクリプションのFAQを読む

フォーラムで新しいライセンスについて話す

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