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Unity県人会議@岡山:ゲームデザイナー向けセミナーレポート

, 10月 16, 2015

Unityは日本各地のUnityを活用するデベロッパーの皆さんがお住まいの地域でのコミュニティの形成をお助けするため、Unity県人会議というポータルサイトを通じて各種支援をしています。今回は10月10日に岡山で行われたゲームデザイナー向けセミナーの模様をお伝えします。

こんにちは、小林信行です。普段はユニティ・テクノロジーズ・ジャパンでコミュニティ・エバンジェリストという仕事をしています。今回は、去る2015年10月10日に行われましたUnity県人会議でのセミナーの模様を紹介致します。

Unityでは、Unityの活用ノウハウやゲーム開発に役立つ知識や経験をみなさんと共有するために、日本全国で勉強会やセミナーを行っています。
その勉強会やセミナーのテーマは毎回異なりますが、今回は岡山でゲーム制作に関心のある社会人および学生の皆様向けに『ゲームデザイナー向けキャラクターイメージ・ディレクション 〜イメージコンセプトのまとめ方と発注の仕方〜』を講演させていただきました。

会場について

会場は、JR岡山駅にほど近い専門学校岡山情報ビジネス学院さんです。
写真の通りとても大きなビルでして、会場としては大変素晴らしい場所かと思います。しかも講演時間は13:00〜16:30の実質3時間です!

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今回は、岡山Unity勉強会に所属する社会人有志の皆さんと、岡山情報ビジネス学院の先生および学生の皆さんが共同で、Unity県人会議の支援機能を通じて声をかけていただいたのですが、三連休の初日の午後に果たしてどれぐらいの方が集まっていらっしゃるのでしょうか?

会場に入ったところ、校舎のあちこちから、学生の皆さんの活発な意見交換が行われている様子が感じられました。アツい声が漏れてくる教室を覗いてみると、入口に『ゲームクリエイター課』とあります。これは素晴らしい。以前、金沢に行った時にも感じたのですが、最近の地方の学生さんは、実にアツい! 皆さん本気でゲーム開発に取り組んでいらっしゃいます! どうやらこの地・岡山も、アツくゲーム開発に取り組む沢山の若人が集まる地のようです。講演前だというのに、ますます身が引きしまる想いがします。

今回のテーマについて

今回、テーマとして「ゲームデザイナー流のキャラクター講座のようなものをお願いします」と依頼を受けたのはよいのですが、簡単に「いいですよ」とは答えたものの、改めて当日に向けて講演内容を練り始めると、このテーマ、意外と難しい…。

考えてみれば、結構な数のゲームを開発してきたとはいえ、私が絵を描いている訳ではありません。(絵描きさんなら、もっと具体的な話ができるんだがなぁ…)と思いつつ、ゲームの企画書作りから始まり、絵描きではないゲームデザイナーがどんな風に、発注したいキャラクターのイメージコンセプトをまとめていくか、自分の経験をまとめていくことにしました。

元々私は、コンシューマ向けのゲームタイトルのクリエイティブ・ディレクターとして、パブリッシャーの方から企画相談を受けた上で、それに応じたゲーム企画を提案し、開発予算をいただいて、最後までゲーム開発をするという仕事を、Unity に合流する前まではやっておりましたので、完全オリジナルや原作付きタイトルなど多くのキャラクターコンテンツを手がけた経験があります。

そのような過去関わった様々なタイトルより、発注書とその発注結果が残っているものをお蔵だしして、一緒に並べてみたり、数々の企画書や仕様書を取り出しては、改めて見直してみたり…。

そのようなことをやっている中で、段々と自分がやってきたことが「ゲームキャラクター」という観点からまとまってきました。結果、できあがったのが、下のようなスライドです。

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SlideShare:http://www.slideshare.net/nyaakobayashi/ss-53772795

タイトルは、『ゲームデザイナーのためのキャラクター表現&コンセプトメイキング』とさせていただきました。

今回は、絵として表現できるキャラクターお話にしようと思いましたので、シナリオに関する話は一切なし。それでもスライドが全部で104ページになりましたので、この分野結構お話をすることがありますね。

さてセミナーが始まってみると、学生および社会人の方で、教室がいっぱいになりました! 全部で70人いらっしゃってくれたそうです! 本当にありがとうございます!

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テーマが、「ゲームデザイナーの仕事から考えた、新しいキャラクター表現の導入仕方やキャラクターのイメージコンセプトのまとめ方」という性格上、かなり具体的なお話にしないと、どうしてもフワリとした話ばかりになりがちです。

ですので当日は、なるべく私自身が過去経験してきた実例や、実際のゲームデザインドキュメント(GDD)や様々な発注書をお見せしつつ、それが実際にどんな形となってアーティストより納品されてきたかを示すようにしてみました。

おかげで3時間という長丁場にも関わらず、観客の皆様も最後まで熱心に聞いていただけたようです。
最後に質疑応答の時間を設けましたが、事前に用意してきたサンプル質問が必要なかったぐらいに、数多くの質問をいただけたのは、大変嬉しく思いました。

Unityはどこにでも行きますよ!

今回のセミナーの内容に関しましては、本ブログにて稿を改めまして詳しい内容をご紹介したいと考えております。

使用したスライドは、SlideShareで共有してあります。ただ会場のみで公開とさせていただいた、「実例」の部分を30ページほど削除いたしましたので、共有されているスライドはそれらを除いた74ページになります。もしセミナーの講演も含めて、完全版をご覧になりたい場合は、是非Unity県人会議を通じて、私たちにお声かけください。

Unityでは、今後もUnityだけでなくゲーム制作全般に渡っての広いノウハウをお伝えする機会を設けていこうと考えております。会場だけご用意いただいて、Unity県人会議を通じてお声をかけていただければ、日本の津々浦々どこにでも参上いたします!また、支援先として声をかけられるのはUnityだけではありませんので、ぜひご活用ください。

次のゲームデザイナー向けセミナーは?

次のゲームデザイナー向けセミナーは、来る2015年11月1日(日)に東京・目黒にて開催いたします。

『ゲームメカニクスと課金ノウハウを基礎から学び直すセミナー』
https://kenjin.unity3d.jp/events/show/280

ゲームのマネタイズが上手くいかないとボヤいている担当者に贈る「ゲームメカニクスと課金ノウハウを基礎から学び直す」セミナーです。

今後もなかなか他では聞けない選りすぐりの話題を集めて、ご紹介しようと考えております。

お楽しみに!