先週までに3つの最も大きなゲームイベントが開催されました - The Game Awards、The Golden Plume AwardsとPlayStation Experienceです。それぞれ2015年のベストゲームを祝ったり展示したり、来年はどんなゲームが来るのかを垣間見たりしていましたが、3つのすべてのイベントで一つ、共通するテーマがありました - それは、大半のアワード受賞作品、ノミネート作品および展示作品を陰からUnityが支えていたということです。
The Game Awards - 22のカテゴリーにわたってゲーム産業の頂点を表彰し、文字通り世界一のゲームを祝うこのイベントでは - Unityで開発されたゲームは(例えばeSports gamer categories などといったものを除いた)参加可能な8つのアワードにノミネートされ、うち4つのカテゴリーで受賞しました。受賞した4つのゲームはそのカテゴリでの最優秀賞が与えられました。受賞作品はSquare Enix Montrealの「Lara Croft Go」が Best Mobile Game賞を、Moon Studiosの「オリとくらやみの森」がBest Art Direction賞を、そしてHer StoryのSam BarlowがBest Narrative賞、同じくHer StoryのViva SeifertがBest Performance賞を受賞しました。
さらに先週の前半には、中国ゲーム産業のオスカーと評される権威あるアワードのGolden Plume Awardsが実施されました。Golden Plume AwardsではUnityで開発されたゲームがモバイルアワードのカテゴリー全般で多くを占め、全受賞作品の実に50%を占めることになりました。21のUnityで開発されたゲームが「Most Favored Mobile Game」「Most Favored Online Mobile Game」「Best Original Mobile Game」「Best Oversea Mobile Game」「The Most Eye-catching Mobile Game」を含むモバイルゲーミングアワードのカテゴリー全般で受賞しました。
先週を締めを飾ったのはSonyが開催した2日間にわたるPlayStation Experience (PSX) カンファレンスで、最新のPS4、VitaやPlaystation VRのゲームを展示していました。イベントではかつてないほど沢山のゲームがプレイヤブル出展されていましたが、その141タイトルに渡るゲームの実に30%以上がUnityで開発されており、Unityが同イベントで最も利用されているゲームエンジンであることを示しました。ぜひPSXで出展されたUnity製ゲームのリストをmadewith.unity.comでチェックしてみてください。
PSXではさらに数多くのPlayStation VR向けの新しいデモがショーケースされていましたが、そのうちの半分がUnityを使用して開発されていました。ユーモラスな「オフィス空間」VR体験を提供する「Job Simulator」や、他にも「100ft Robot Golf」などが人気を博し、VRでどんな体験が出来るのかの一端をゲームファンに伝えていました。しかし、これらのゲームはUnityで開発された2016年に登場するVRコンテンツの一例にすぎません。事実、現在までの全てのVRコンテンツの実に70%がUnityを使って開発されていると推定されています。もしVRに興味があり自分も関わりたいと思うならば、ぜひ来年2月10~11日に開催されるVision Summitをチェックしてみてください。
受賞者の皆様、ならびにノミネートされた皆様、新しいゲームを展示された皆様にはあらためてお祝い申し上げます!とんでもなく素晴らしいゲームの開発にUnityが毎日利用されているということだけでなく、先週それらの素晴らしいゲームが沢山の人々に認知されたことはとても感動的なことでした。私たちにとってコミュニティこそ最大の資産であり、そんな開発者の皆様をサポート出来ることはこの上ない喜びです!
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