いよいよ Unity 2018.1 から、macOS では MonoDevelop-Unity の代わりに Visual Studio for Mac を配布します。Windows では引き続き Visual Studio 2017 Community が配布され、MonoDevelop-Unity は配布されません。
Unity の .NET 4.6 スクリプティングランタイムアップグレード (現在、実験的) により、C# 6.0 以降で利用可能な新しいエキサイティングな C# 機能の多くをサポートできるようになりつつあります。Unity では、新しい C# の機能に伴い、素晴らしい C# IDE 体験を提供することも非常に重要だと考えます。
Windows では、Visual Studio 2017 Community を Unity と一緒に配布しており、すでに新しい .NET 4.6 スクリプティングランタイムで最新の C# 機能と C# デバッグをサポートしています。MonoDevelop-Unity 5.9.6 はこれらの機能をサポートしないため、Unity 2018.1 の Windows 用インストーラーから除かれます。
macOS の新しい .NET 4.6 スクリプティングランタイムで最新の C# 機能と C# デバッグをサポートするため、MonoDevelop-Unity 5.9.6 を Visual Studio for Mac に取り替えます。
要約すると、以下の変更を行います。
Visual Studio for Mac にはすでに Unity インテグレーションがすべて含まれており、Unity 5.6.1 以来、最新の C# 機能と .NET 4.6 スクリプティングランタイムでの C# スクリプトのデバッグをサポートしています。
macOS の MonoDevelop-Unity のユーザーは Visual Studio for Mac を ダウンロードしてインストールでき、今すぐに使い始めることができます。
Visual Studio for Mac と Visual Studio 2017 Community のほかにも、使用可能な C# IDE がいくつかあります。
Visual Studio Code を Unity の環境設定で外部スクリプトエディターとして選択すると、Visual Studio Code でスクリプトを開くことができます。詳細については、Unity Development with VS Code を参照してください。 C# コードの編集と Unity C# のデバッグをサポートするためには、以下のものもインストールする必要があります。
JetBrains Rider を Unity の環境設定で外部スクリプトエディターとして選択すると、JetBrains Rider でスクリプトを開くことができます。
Rider は ReSharper を基礎にして作られており、ReSharper のほとんどの機能を含んでいます。また、Unity の .NET 4.6 スクリプティングランタイムでの C# デバッグだけでなく、最新の C# 6.0 の機能もすべてサポートしています。詳細については、Rider. Cross-platform IDE for Unity を参照してください。
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