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Autodesk と Unity の連携により、一段と進化した相互運用性が実現。忠実度の高いモデルを Autodesk VRED から Unity にすばやくインポートすることが可能になります。

2018 年 11 月 13 日、Unity は AEC(建築設計・エンジニアリング・建設)、メディア、エンターテインメントのデザインなどの 3D 制作業界のリーダーである Autodesk との大規模なコラボレーションについて発表しました。Unity では、VRED データを Unity に取り込めるようにするため、Autodesk と緊密な連携を進めています。これが実現すれば、世界最先端のデザインビジュアライゼーションのソリューションをリアルタイム体験の開発に利用できるようになります。本日ラスベガスで開催された Autodesk University(AU)では、このコラボレーションによってお客様にもたらされる主なメリットの 1 つとして、VRED で作成したコンセプトカーのデータを Unity にインポートし、リアルタイムでのトレーニング、販売、マーケティングなどが実現可能であることをご紹介しました。

数時間の作業を数分に短縮

輸送機器業界は、ワークフローを合理化するため、常に一段上の効率性と機能性を追求しています。VRED は汎用性が高く、ビジュアル面のクオリティーも優れているため、自動車業界では、デザインのビジュアライゼーションに広く使用されています。VRED のデータを Unity に取り込めるようにして、リアルタイム体験を実現すれば、効率性が高まり、可能性も広がるので、このニーズを完璧なまでに満たすことができます。

これまで、お客様が VRED のデータを Unity に取り込む際は、中間フォーマットとして FBX を使用する必要がありました。このワークフローではジオメトリは保持されますが、モデルの再利用のためにマテリアル、ライティング、アニメーションを再構築する必要があり、プロジェクトごとに何時間もの作業が発生します。各モデルで、複数の開発プログラムにわたり頻繁に見直しが行われるので、大量の作業が発生し、再利用は困難でした。AU で披露された新しいワークフローでは、イテレーションごとに発生していた数時間の作業がたった数分に短縮されています。

数時間もの手動作業が解消され、数分で VRED データを Unity に取り込める
モデル提供:Genesis Design GmbH

リアルタイム処理で広がる可能性

処理が完了した VRED モデルは、現在 Unity を使用している自動車・輸送機器業界のお客様のニーズに幅広く対応します。リアルタイムウェブコンテンツ、ディーラー向けの VR コンフィギュレーター、車の所有者向けのモバイル AR アプリなど、モデルの用途がどのようなものであっても、VRED データがあれば、それを元にした体験を Unity ですばやく構築、提供できます。

Unity は 25 を超えるプラットフォームをサポートしています。多岐にわたるゲーミングプラットフォームだけでなく、ハイエンドなワークステーション、バーチャルリアリティおよび複合現実向けのヘッドマウントディスプレイ、モバイルデバイスなどにも対応できるので、プロフェッショナルから一般消費者まで、幅広い人々に魅力的な体験を届けることができます。想像力とスキルが許すかぎり、何でもできるということです。想像力の発揮についてお手伝いすることはできませんが、スキルについてなら、Unity の多彩なトレーニングプログラムと、世界中で拡大を続ける大規模な Unity 開発者ネットワークを通じて支援をご提供できます。

AVIERA コンセプトカー(上は VRED、下は Unity)
モデル提供:Genesis Design GmbH

VRED から Unity への超高速な取り込み

このソリューションを市場に投入するため、Unity は PiXYZ と連携して、強力かつ柔軟なワークフローを作り上げました。VRED データの場合、限られた処理能力しかないモバイルデバイスでの利用が多くなると予想されます。PiXYZ と連携してソリューションを構築することで、デシメーションや遮蔽されたジオメトリの削除などの便利なアルゴリズムを使用できるようになります。VRED モデルを、ディーラー向け VR コンフィギュレーターからモバイル AR アプリに至るまで、さまざまなユースケースに合わせて調整できるのです。

このプロセスでは、最初にプラグインを使用します。このプラグインは、PiXYZ PLUGIN for Unity を使用して Unity に直接インポートできるネイティブ PiXYZ ファイルを作成します。さらに処理が必要な場合は、PiXYZ STUDIO に備えられた 120 を超えるアルゴリズムを使用してファイルを処理できます。PiXYZ STUDIO では、Python スクリプティング機能により、VRED モデルの再利用のための効率的で反復可能なプロセスを自動化できます。

この機能の提供時期について

CAD データのインポート、インタラクティブでリアルタイムな体験の作成、複数のプラットフォームへのパブリッシュについては、現在 Unity Industry Bundle の PiXYZ ツールを使用する必要があります。VRED データを Unity に取り込むための完全版のソリューションは、2019 年の中ごろまでに提供予定です。

VRED と Unity の間で直接的な相互運用が実現すれば、ワークフローがさらに高速でシームレスなものになります。Unity は、ジオメトリ、UV、アニメーション、マテリアルの変換をサポートするコンセプト実証を実施しました。その舞台裏では、競争力のあるソリューションを作るため、機能性と使いやすさの向上に全力で取り組んでいます。今後数週間にわたり、開発の進捗情報と、この新しいワークフローをお試しいただける機会についてお知らせしますので、ご注目ください。

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ご意見やご要望がありましたら、下のコメントセクションからお寄せください。お客様からのフィードバックや貴重なご意見は、すべて詳細に検討しております。詳細な情報や、適切な PiXYZ アプリケーションを入手するには、こちらのサイトをご覧ください。

Unity と Autodesk のコラボレーションによる、ゲーム、映画、自動車、AEC(建築設計・エンジニアリング・建設)業界のワークフローの改善についてご紹介します。

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