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Mobile World Congress で、Microsoft から HoloLens 2 が発表されました。このガイドを読んで、Unity で新世代の拡張現実(AR)体験を開発する準備を進めましょう!

Unity は Microsoft との 3 年間にわたる提携を通じて、没入型のエンターテイメントから産業向けソリューションまで、幅広い分野のワールドクラスの AR 体験開発において、開発者の皆様を支援してきました。これまでの、自動車・輸送機器AEC教育関連などの分野においての私たちの取り組みについて、ご覧ください。Unity の活用実績の目立った事例としては、病院における業務改革モバイルの世界を再考させるもの2D の設計図に描かれた空間を 3D 世界で体験するものといったものが挙げられます。皆さんが HoloLens 2 を使って、次に何を創り出すかがとても楽しみです。

新世代の HoloLens

HoloLens 2 では、第 1 世代の製品の 2 倍の視野角(FOV)と、片眼で 2K ディスプレイ相当の解像度が実現されています。これにより、ユーザーは体験により深く没入できるようになります。また、Qualcomm Snapdragon 850 Compute Platform の導入と、64 ビット OS への移行により、高解像度で描かれる世界はさらに印象的で緻密なものへと進化します。Snapdragon の ARM ベースのアーキテクチャは、第 1 世代の HoloLens に搭載されていた x86 チップセットよりはるかに高いワットあたりの計算能力を実現し、バッテリー効率と計算能力を両立させています。この一連の変化には、Unity 2019.1 に導入された 64 ビットユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)サポートも関与しています。この他、ハードウェア面では 8MP カメラの搭載、Bluetooth 5.0 対応、重量分散の改善といった改良も加えられています。

ユーザー入力もアップグレードされ、アプリケーションの設計と、ユーザーがアプリケーションに触れる手段について、これまで以上の柔軟性と制御性が実現されています。HoloLens 2 では、両手の指まで表現したモデルのトラッキング、ユーザーの視線追跡が可能で、また、ノイズキャンセリング機能搭載のマイクロフォンアレイを使った音声コマンド入力で、アクションの実行もより正確に行えるようになっています。

HoloLens 2 のリリース日はまだ確定していませんが、現在、予約受付中です。
(訳注:2019 年 2 月 25 日現在、日本向けのプレオーダーは電話による受付が可能になっています(日本マイクロソフトの Japan News Center 記事

HoloLens 2 開発の準備

2016 年に第 1 世代の HoloLens がリリースされて以来、Unity は Microsoft と提携した取り組みを続けてきました。その結果、HoloLens アプリケーションおよび HoloLens 向けに開発された体験コンテンツのうち、91% 近くが Unity で開発されたことは、私たちに大きな自信を与えてくれる事実です。私たちは HoloLens 2 についても Microsoft と提携して、開発者の皆様がスムーズに開発に入っていけるよう、支援を行っていきます。

これから数か月の間に、新しい開発ツール、更新版のドキュメント、および追加の設計ガイドがリリースされる見込みです。それまでの間は、第 1 世代の HoloLens を HoloLens 2 開発に移行するための土台としてお使いください。ここから、よくあるご質問への回答を掲載いたします。

HoloLens 2 開発には何が必要ですか。

Unity 2018.3 または Unity 2019.1b、および、Microsoft が現在ベータ版を提供している Mixed Reality Toolkit v2(MRTK v2)を入手してください。HoloLens 2 サポートは、2019 年 3 月に予定されている、MRTKv2 RC1 リリースに同梱される見込みです。

Unity 2018.3 と Unity 2019.1b との選択において、考慮するべきことは何ですか。

現時点で、Microsoft は Unity 2018.3 を推奨しています。現在もっとも安定している環境であることと、32 ビット版の ARM をサポートしているということがその理由です。Mobile World Congress では、Unity 2018.3 を使って作られた、印象的でパフォーマンスの高い体験のデモの数々が披露されました。

2018.3 で開発する場合より高いパフォーマンスが要求されるプロジェクトでは、Unity 2019.1b(現在ベータ版)を利用するという選択肢もあります。Unity 2019.1b は UWP 向けに 64 ビット版 ARM をサポートする最初のバージョンであり、一般的に、64 ビット版のソフトウェアは 32 ビット版のソフトウェアに比べ、より高いパフォーマンスを示すため、高いパフォーマンスを求めるプロジェクトのニーズにも応えることができます。

Microsoft の MRTK v2 や、将来の HoloLens 2 サポートについての詳細情報はどこで入手できますか。

Microsoft が GitHub の Getting Started with MRTK v2 ページ(英語)で提供しているガイドをご覧ください。ツールキットの詳細や、将来の Microsoft からのリリースのタイムラインの概要を示す MRTK v2 のロードマップについて知ることができます。

第 1 世代の HoloLens 向けに開発したアプリを HoloLens 2 に移行する方法について、どこで情報を得られますか。

この先数か月の間に、マイクロソフトからアプリケーションの移行に関するガイドが公開される見込みです。詳細は、こちらのページ(英語)をご覧ください。

新しいハードウェアと、Unity で HoloLens 2 開発の準備を行う方法のガイドは以上となります。重要なリリースについては引き続き情報を発信してまいります。また、ご質問やシェアしたいヒントがある場合、および、ご自身の開発状況のアップデートを共有したい場合は、Unity のWindows Mixed Reality フォーラム(英語)までぜひご投稿ください。

10 コメント

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  1. When will it be possible to buy the HoloLens 2 in the Netherlands? Thanks!

  2. You won’t NEED MRTK for development. It just provides a lot of components and prefabs to help with development.

  3. Thanks for the post. Although the porting of the first generation HoloLens app to HoloLens 2 is a very important aspect, easy way of building/porting HoloLens 2 developed app to HoloLens 1 is even more important, considering companies would have both in use. And it should be supported by Unity 2019.1b and higher for performance advantages on HoloLens 2. Any information on this available from Unity/Microsoft? Thanks.

  4. 2019.x versions of Unity result in reduced developer productivity due to the choice to remove .NET-proper support in favor of IL2CPP-only.
    IMHO you should focus on contributing to the .NET Foundation to improve native compilation there and tackle the specific needs you believe you need to address – but trying to reshape .NET compilation yourself, projects that Unity thinks they know compilation better than anybody else and results in a suboptimal developer experience.
    HoloLens development is HIGHLY iterative for most – and among dozens of HoloLens developers I met, none of them expressed that they would choose IL2CPP as their first choice during development – only perhaps for a final store-submission build, but not when you make code changes perhaps many times per hour.

    1. Unity never had ‘.NET-proper support’

    2. Yup, this whole IL2CPP thing is a big mess. I work in AR dev full-time in a massive company, and nobody here is interested in using IL2CPP either. It just gets in the way of iterating quickly and reduces productivity/functionality.

  5. Just to clarify: is MRTKv2 mandatory? Or I can use a third party library?

  6. Is this post displaying in Japanese for anyone else?

    1. Michael Herring

      2月 26, 2019 6:34 am 返信

      It was for a few minutes, should be back to normal now.

  7. Thanks for the info. Microsoft’s messaging has implied that they are prioritizing HoloLens 2 order fulfillment towards the “industry” – the enterprise/workforce they envision as the end users (medical, factories, military, etc.) with no mention that I’ve seen of a “dev kit” or delivery pipeline for us developers who are/would be creating the software for those users (like there was with the HoloLens 1). I don’t suppose Unity has any more insight as to how MS plans to support developers? As it stands right now it sounds like we will get “back of the line” status in the preorder queue.