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3 月に、AEC(建築設計、エンジニアリング、建設)業界向けに初めてウェビナーを開催し、モデルのリアリティを高めてプレゼンを差別化する方法を説明しました。その主な内容を紹介します。

3D モデルを Unity に直接取り込むと、テクスチャーやライティングを追加したり、そのモデル内を「歩き回る」体験をするビデオを作成したりすることができます。すると、関係者全員が、計画図面をはっきりと視覚的に確認して、空間がどのような見た目になるのかを理解できます。そして、協力して設計を迅速に承認し、下流工程に至る前に潜在的な欠陥を特定し、設計に関する適切な意思決定ができるようになります。

このウェビナーは、Unity エキスパートである Dan Prochazka、Mike Geig、および Kieran Colenutt が主催し、以下の内容を取り上げました。

  • Unity で全面的に構築、レンダリングした最先端のデモプロジェクトの手順を追った詳細なツアー
  • 現実世界に近い環境を HD レンダーパイプライン(HDRP)を使用して作成する方法
  • マテリアル、ライティング、プラナー/ガラス反射をテストすることで、より迅速に連携やイテレーションを行う方法

ウェビナーをオンデマンドで視聴する

BIM ワークフローを加速する

AEC に関する Unity の製品マネージャーである Dan により、設計、建造、運用のライフサイクルのすべての要素においてリアルタイム 3D の恩恵を受ける方法に関するウェビナーが始まりました。現在の設計方法は非効率的な場合があり、それが原因で非常にコストのかかる問題が下流工程で発生することがあります。そこで、高品質で、フォトリアリスティックかつインタラクティブな建築プレゼンテーションに対して非常に大きなニーズが生まれています。そのようなプレゼンテーションを取り入れると、設定、イテレーション、テストをすばやく行って、短時間で賛同や承認を得られ、ひいては、より多くの入札で勝つことができるようになるからです。

たとえば、建築事務所は設計段階で、自社のアイデアを売り込むために、2D の図面やレンダリングした静止画を使うだけではなく、リアルにビジョンを表現する必要があります。土木会社は、案件ごとに異なる特有の状況を視覚的に確認したり、また、よくある業界の問題の解決策を見つけるために共同作業をしやすくしたりする必要があります。建築工事では、現場は非常に複雑で、さまざまな変動要素があります。前述したいずれの場合でも、リアルタイム 3D を導入することで、ライフサイクルの早い段階でこのような問題を取り除くことができます。また、リアルタイム 3D を使用すると、コストのかかる物理的モックアップを仮想環境に置き換えることができます。

リアルタイム 3D の導入によって AEC 業界が変化している点として、主に以下があります。

  • 設計とデータのビジュアライゼーション
  • シンプルで没入的な XR 体験
  • トレーニングと安全のシナリオ

ちょっとしたゲームをしてみましょう

ウェビナー参加者に 2 つの画像を並べてお見せしました。一方はロンドンオフィスの実際の写真で、もう一方は Unity でレンダリングした画像です。

皆さんには答えがおわかりでしょうか?

答えを確認するには、ウェビナーをご覧ください。

オフィス環境でのリアルタイム 3D モデリング

エバンジェリズムチームの Mike と Kieran は、ロンドンオフィスを再現したデモプロジェクトを参加者に一通り紹介しました。これは 3ds Max データを Unity にインポートするワークフローで、VR 制作会社 Oneiros と設計/建築事務所 M Moser Associates が作成しました。

壁や床などの要素の基本的なモデリングから始めて、続けて Unity でディテールを開発し、物理的に正確な見た目で、ライティングやエフェクトを適切に反映する環境を最終的に構築できます。Unity はリアルタイム開発プラットフォームであるため、変更の結果をすぐに確認できます。3ds Max や Revit で同じようにして変更の結果を確認しようとすれば、多くの場合、「再ベイク」や結果の再計算が必要になります。その結果、イテレーションにかかる時間がかなり長くなり、ダイナミックさが失われます。

インタラクティブなマテリアル、シェーダー、ライティングエフェクト

実は、このプロジェクトに含まれるものはすべて、同じ HD レンダーパイプライン(HDRP)Lit シェーダーを使用しています。そのため、カーペット、壁、ガラスさえも、すべて同じです。ウェビナーでは、椅子の色を変える、さまざまな床の素材を繰り返すなどの変更をリアルタイムでいかに簡単に行えるかについて、詳しく説明しています。

また、光がサーフェスを透過し、オブジェクトを非常にリアルに見せるエフェクトについても説明しています。別の興味深いマテリアルオプションは、Unity で屈折を処理する方法の形式です。たとえば、シーン内の至る所にガラスがあるとして、その透明度、カラーリングエフェクト、シェーディングを、すべてリアルタイムで変更できます。

リアルタイム 3D の力をさらに示すために、昼と夜のライティングの変化、外装ガラスの降雨時の外観など、いくつかの現実世界のエフェクトを紹介しました。これらのエフェクトを選んだのは、当然ながら、オフィスがロンドンにあるからです。

このセクションの締めくくりには、キッチンの内装スポットライトなどの他のライティング機能をいくつか説明し、没入環境におけるライティングのインタラクティビティ、強度、およびエフェクトについて、実演しつつ説明しました。

リアルタイム BIM データ

このセクションでは、視聴者はさまざまなオブジェクトに投影された BIM データを確認できます。BIM データは、この空間を設計および建築する際に使用される実際のデータです。BIM は通常、Revit などの BIM ソフトウェアで作成されたモデルに埋め込まれています。そのため、Unity のこの機能を利用すると、誰もがサプライヤーやマテリアルなどを特定でき、共同作業を迅速に進められます。BIM データを Unity にインポートするワークフローについては、こちらのブログ記事をご覧ください。

アセットストアで鳥の飛行を見たか?

複雑なシーンを構築するのを少し難しく感じる人もいるでしょう。そのため、デモの終わりに、時間節約のためのいくつかのヒントと、アセットストアにある既製のリソースを紹介します。アセットストアでは簡単に、たくさんのスクリプト、オーディオクリップ、さらにはアニメーション化された鳥までもを見つけることができます。このようなアセットを使用すれば、開発時間を短縮できます。また、リアルタイムデモにリアリティ溢れる外観をすばやく追加できます。たとえば、シーンの中で飛んでいる鳥を見てください。この鳥は、アセットストアから入手してそのまま利用したものです。アセットストアをチェックする価値は間違いなくあります。

まとめと今後の予定

Unity のリアルタイム 3D 開発プラットフォームでは、建築やインフラの設計、建造、運用のライフサイクルを加速させるためにインタラクティブな視覚的体験を実現します。このようなツールはすぐに入手できます。PiXYZ(BIM データの準備と最適化のためのツール)を含むパッケージを試してみたい方のために、バンドル版をご用意しています。

また、今後予定されているウェビナーやレポートのほか、各種 BIM イベントもお見逃しなく。6 月 18 ~ 19 日にロンドンで開催される Autodesk University には私たちも参加し、いくつかの大きな発表を行う予定です。最新情報を受け取るには、こちらからお問い合わせください。

ウェビナーをオンデマンドで視聴する

 

上記にご紹介したウェビナーはオンデマンドで視聴可能です。AEC 向け Unity の機能をぜひ実際にご覧ください。ご意見がありましたら、下のコメント欄からお寄せください。お寄せいただいたすべてのコメントに目を通しています!特に、Unity の製品を皆さんのビジネスにもっと活かすためのフィードバックを楽しみにお待ちしています。詳細については、AEC ソリューションのページをご覧ください

コメント受付を終了しました。

  1. David Malpica

    3月 28, 2019 8:22 pm

    Thanks for this webinar. Super cool! Were the assets released?

  2. Judah Jackson

    3月 28, 2019 1:15 pm

    So how about a little head to head for your next webinar. My VIM tech vs. your PiXYZ tech on a any Revit model selected at random from the attendees. Let’s see which workflow can get the closest to VR ready on an actual Revit model… In one hour.

  3. Lars Güttinger

    3月 13, 2019 12:34 pm

    Is it possible in any way to get the “Let’s play a little game” pictures in a higher resolution as single links? I would really love to share these to play the game with others too. As of now, I can’t just ask:” Which of these pictures is real and which is rendered?”. This would be awesome to promote the graphics power of unity. Thank you for any kind of answer in advance.

  4. Sergey Koptevs.koptev@corp.nekki.ru

    3月 12, 2019 1:39 pm

    Interesting webinar, especially in part of setting up materials for HDRP.
    Will you upload assets shown in video for the study? That would be great.
    Thanks!

    1. Brett Wissemann

      3月 12, 2019 2:44 pm

      Yes I thought so too! Thanks for sharing this with us!
      Also can’t wait for the project to be released!