Unity を検索

『Buried Memories Volume 1: Yggdrasil Icon Pack』のサウンドデザインと音楽

2019年4月4日 カテゴリ: テクノロジー | 2 分 で読めます
取り上げているトピック
シェア

Is this article helpful for you?

Thank you for your feedback!

Unity Icon コレクションの制作には業界トップクラスの才能の持ち主が集い、Unity アセットストアで公開するための高品質なコンテンツが生み出されています。今回は、アートと同様に、あらゆるプロジェクトに雰囲気や緊張感、物語を付け加える上で欠かせないものであるにも関わらず、普段は表に出ることのないサウンドデザインと音楽の制作にスポットライトを当てたいと思います。

サウンドデザイン

サウンドデザインと効果音の制作は、ゲーム、映像制作のどちらにも制作実績がある Pinewood Studios のチームが行いました。私たちは『The Seeker』の機械やロボットの要素を取り入れつつ、それをより人間らしい音にする手段を模索する中で編み出した有機的な素材感やアクセサリーのレイヤーを組み合わせようとしたのです。サーボ、モーター、金属の効果音は皮革や布、ケーブルと一緒にして劇場で収録されました。

環境アセットには、Steve がアイスランドやスウェーデンで収録した、風や木、鳥たちのデータが使われています。このアセットは葉や枝が鳴らす音も入っており、それがよいアクセントとなっています。他にも、高さ 412 メートルの Hellissandur 電波塔の支線に取り付けられたマイクからの音声が収録されています。この音声は、他では聞いたことがないような巨大な金属ケーブルが風の中で揺れ動く音で、私たちが『Seedbank』で使った、異世界のもののように聞こえる音です。

これらのアセットに低い機械のような音のレイヤーを加えるために、世界樹の伝説に関連した古い民謡について調べ、ある種の不気味さを含む要素を取り出して手を加え、より現実の音に近い環境アセットに組み合わせました。こうした要素には隠されたメッセージがあり、音楽を聴いているうちにだんだん隠されたストーリーが明らかになるような仕掛けがあります。

私たち全員で Pinewood の創造的なポストプロセッシングによって作り出される多種多様なマテリアルを Unity コミュニティに共有できることは非常に素晴らしいことで、このマテリアルを使った驚くべきプロジェクトを目にできる日を楽しみに待っています。

音楽

このコンテンツはサードパーティのプロバイダーによってホストされており、Targeting Cookiesを使用することに同意しない限り動画の視聴が許可されません。これらのプロバイダーの動画の視聴を希望する場合は、Targeting Cookiesのクッキーの設定をオンにしてください。

収録されている音楽は、バイオリンは Patti Rudisill、チェロは Andrew Dunn によってそれぞれ生演奏された音が収録され、その音が映像的な要素と、世界樹の住人たちの生い立ち、移り変わり、終焉の 3 つの部分からなる物語を描き出す、各場面を支えるストーリーテリングの構造と調和するように設計されています。

トラックの編成は Nathan Cleary によって注意深く行われ、それ自体が作品として成立しているというだけでなく、オーディオのステムデータとして使い、ユーザー各自の Unity プロジェクトに合わせたリミックスができるように構成されています。

このコンテンツはサードパーティのプロバイダーによってホストされており、Targeting Cookiesを使用することに同意しない限り動画の視聴が許可されません。これらのプロバイダーの動画の視聴を希望する場合は、Targeting Cookiesのクッキーの設定をオンにしてください。

完成したトラックやミックスだけでなく、ゲームプレイ中のシナリオ進行に合わせて、探索シーンでかかる繊細な音楽から完全に作りこまれたトラックまで、多様な場面での使い方をカバーするためにサブミックスを作ることもできます。ファイルはすべて、44.1Khz、16 ビットの WAV 形式でエクスポートされています。

Nathan、Patti、Andrew の作品をもっと聴きたくなった方は、下のリンクから探してみてください。

Nathan Cleary | Patti Rudisill | Andrew Dunn

『Volume 2』をちょっと先取り!

『NEURATEK: Location Unknown』― かつて遺伝子研究に携わる科学者・研究者が、古代の生物を蘇らせようと、生命科学と DNA 組み替えの技術を駆使した遺伝子操作実験を行っていた施設。いまその施設は、何者も住まわぬ霧のかかった沼のなかに静かに横たわっています。

すべては永遠の生命を得るために。

このコンテンツはサードパーティのプロバイダーによってホストされており、Targeting Cookiesを使用することに同意しない限り動画の視聴が許可されません。これらのプロバイダーの動画の視聴を希望する場合は、Targeting Cookiesのクッキーの設定をオンにしてください。

2019年4月4日 カテゴリ: テクノロジー | 2 分 で読めます

Is this article helpful for you?

Thank you for your feedback!

取り上げているトピック