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新しい学習プラットフォームとして生まれ変わった Unity Learn のご紹介

2019年4月29日 カテゴリ: ニュース | 4 分 で読めます
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高い評価を受けている Unity の学習者向けコース、プロジェクト、およびチュートリアルを使って Unity のスキルを習得するまったく新しい方法を体験してみてください。

すでに Unity の学習を始められた方の中には、Unity の提供しているチュートリアルや学習者向けプロジェクトを利用された方もいらっしゃると思います。これらのユニークなリソースは、実際に動作する Unity プロジェクトをビルドしたり改造したりしながら効率よく学習を行えるように設計されていることから、開発者コミュニティから高い評価を得ています。しかし、Unity を学んでいる方からは、次のようなフィードバックをもらうことがよくありました。

  • どこから手を付けたらいいかわからない。
  • どこまで学習を進めたか追跡する方法はないか。
  • 次は何をすればいいかがわからない。

こうした声にお応えして、私たちは「Unity Learn」プラットフォームを立ち上げました。これは高い評価を受ける Unity の学習者向けマテリアルを集めて皆様に提供する、まったく新しい学習プラットフォームです。新しい初心者向けプロジェクトとして「Ruby's Adventure: 2D Beginner」と「John Lemon's Haunted Jaunt: 3D Beginner」の 2 つも加えて、数百にも及ぶ無料のプロジェクトやチュートリアルを収録し、より検索しやすい形で提供できるプラットフォームになっています。トピック、コンテンツのタイプ、それに要求される知識レベルに基づいて、短期的な目標、長期的な目標のどちらにも適した学習マテリアルを見つけることができます。チュートリアルの表示も洗練され、手順の説明やビデオクリップ、コードスニペットが前面中央に表示されるようになり、Unity Learn と Unity エディターの間を行き来しやすくなっています。

コースを活用しよう

最初に手を付ける教材の設定や、次に進む教材の設定に困っている方のために、新しく「コース」というタイプのコンテンツを追加しました。

各コースは Unity のエデュケーションチームの手によって細心の注意を払って編集されたものであり、学習者の方がそれぞれの学習目標を達成するために受講するべき Unity のチュートリアルの最適な順序立てを示すものです。Unity Learn に初めてアクセスしたときに、初心者向け、中級者向け、上級者向けの、合わせて 6 つの無料のコースが提示されます。
Unity に触れるのがまったく初めてという方は、Unity の基本のコースから始めるとよいでしょう。
入門編は終えたので次に進む教材を探しているという方は、2D ゲーム開発3D ゲーム開発の入門コースをご覧になるといいと思います。また、C#スクリプティングに興味がある方には、スクリプティングの初心者向けコースが用意されています。これらのコースを終えたら、中級者向けの 3D ゲーム開発コースに挑戦してみましょう。上級者の方で、アプリケーションのパフォーマンスを最大限に引き出す方法について知りたい方向けに、パフォーマンスや最適化に関するコースも用意されています。また、これら以外のコースも続々と追加されていく予定です。

皆様が目標を見失わないように、Unity Learn にはコースをどのくらい修了したか、その進捗を記録する機能があります。ご自分の Unity ID でサインインすることで、パーソナライズされた My Learning ダッシュボードにアクセスできるようになります。このダッシュボードでは学習活動の記録をすべて見ることができます。どの教材の学習を始めたか、どの教材を終えたか、あるいは後でまた挑戦するために一旦中断した教材はどれかということを 1 か所で管理できます。

新しいプラットフォーム向けの新しいプロジェクト

初心者向けながら、見栄えの良い 2D、3D のプロジェクトで Unity の学習を始めたいと考えている方に向けて、Unity Learn のローンチに合わせて、初心者向けのプロジェクトを 2 つリリースしました。「Ruby's Adventure: 2D Beginner」と「John Lemon's Haunted Jaunt: 3D Beginner」です。これらのプロジェクトではエディターの説明からはじめて、自分のゲームをビルドするところまで通して体験することができます。

2D ゲームを作ろう

Ruby の可愛い相棒のロボット「ClockWorkBot」たちがおかしくなってしまいました。ドア先に住んでいるカエルの Jambi は、この状況を何とかできるのは Ruby だけだと言います。

壊れたロボットを直す Ruby の冒険を描くゲームを作る過程で、スプライトの使い方やそれを使う理由を学び、その他にもスクリプトの書き方、タイルマッパーの使い方、シーンの装飾、パーティクル、UI、オーディオの使い方など、数多くのことを学びます。「Ruby's Adventure: 2D Beginner」のフォーラムものぞいて、そこでの議論にも参加してみてください。

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3D ゲームを作りたい方へ

「John Lemon's Haunted Jaunt」で、3D 環境の設定、敵の振る舞いやキャラクターのスクリプトを設定する方法を学びましょう。このコースを通じて、3D 環境やカメラ、物理やゲームに決着をつける方法についてさらに深く学ぶことができるでしょう。

「Haunted Jaunt」はステルスアクションのゲームメカニクスに基づいています。悪霊に取りつかれたホテルに閉じ込められてしまったとても臆病な主人公の John をうまくガイドして、廊下や部屋を通り抜けさせてあげましょう。ぼんやり光りながら広間の通路をうろつく幽霊や、暗闇で目を光らせるガーゴイルに見つからないようにしてください。

薄気味悪く響く声や幽霊が取りついた壁の絵にも気を付けて...そしてもちろん、悪霊たちに捕まらないように!フォーラムでぜひ思ったことを共有してくださいね。

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2 つのプロジェクトは両方とも、自分の手を動かしてゲーム制作の勉強に役立てていただくためのチュートリアルリソースとして公開されているほか、コンテンツチームがデザインしたいくつかのレベルが含まれた完成プロジェクトバージョンも公開されています。こちらはすぐに遊んでみることができます。フォーラムで、これらのプロジェクトを使ってみた感触についてぜひ、ご共有ください。

どんなクリエイターにも共通することですが、自分の作品を洗練して完成度を高めていく作業はどこまでも続く旅のようなものです。新しい技術を学んだり、これまでになかった人生の経験から感銘を受けたり、あるいは自分の作品をそれらのものに適応させたりすることは、Unity を学ぶ長い道のりにも相通じるところがあります。Unity の新しい学習プラットフォームは、皆様が創造性を発揮し、それぞれお持ちのビジョンを実現するために必要なスキルの構築に役立つものと信じています。

学習の旅を今すぐ始めましょう!

2019年4月29日 カテゴリ: ニュース | 4 分 で読めます

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