Search Unity

AEC のための BIM ワークフロー:高速かつ柔軟なインポートが可能に

, 4月 30, 2019

AEC

4 月に引き続き開催された AEC(建築設計・エンジニアリング・建設)ウェビナーシリーズでは、VIATechnik が PiXYZ PLUGIN のテストを行った結果を、実際のバーチャルデザイン & 建築(VDC)プロジェクトから生成された BIM データを分析しながらご紹介しました。テストの結果、モデル準備に掛かる時間が 20 ~ 30 % 削減可能であることが分かりました。本記事では、このウェビナーのハイライトをお届けします。

リアルタイム 3D は、AEC 業界におけるプロジェクトの開発やビジュアライゼーション、スケーリング、提供の方法を変遷させつつあります。BIM コンサルティング会社でありバーチャルデザイン & 建設(VDC)会社である VIATechnik は最近、PiXYZ PLUGIN を使って Revit から Unity 向けに変換した 21 個の IFC ファイルの調査を行いました。この結果をこちらのレポートでお読みいただけます。レポート内で同社は、PiXYZ の Revit との親和性および全体的なユーザビリティーの研究結果を発表しています。

私と Unity のKieran Colenutt とで開催した本ウェビナーでは、VIATechnik の Michael Fontana 氏と Jun Li 氏が自身による調査結果を発表し、Kieran が AEC 業界における Unity エディターの強みを実演によって紹介しました。本ウェビナーを見逃された方は、オンデマンドでご視聴いただけます。具体的な内容は以下のようになっています。

  • VIATechnik が実行したステップを、実際のバーチャルデザイン & 建築(VDC)プロジェクトから生成された 21 個の IFC ファイルを分析しながら順を追ってご紹介します。
  • PiXYZ PLUGIN を使用して Revit ファイルを Unity 用に変換し、使用可能なジオメトリモデルを作成する方法をご説明します。
  • 規則の使用方法、スポット修正の方法、プレハブを使用してマテリアルとライティングを調整する方法をご紹介します。

 

オンデマンドウェビナーを視聴する

シームレスな BIM ワークフロー

本ウェビナーではまず始めに私から、リアルタイム 3D が AEC 業界にもたらす価値について、そしてそれが顧客の皆様にとっていかに重要な要素であるかについてご説明しました。私達はリアルタイム 3D が AEC 業界のビジネスに利益をもたらすと信じています。なぜなら、すべての企業が製品のデザイン・エンジニアリング・生産・販売・サービスおよび維持(運営)を行わなければならないからです。

例えば、デザインレビューのプロセスにおいては、各エンジニアリングチームがより良く連携し、コストの高い欠陥を回避して建物や製品の建設・生産プロセスを最適化するとともに、顧客に愛される持続可能で美しいインタラクティブな製品を作るために正しい決断を早期に行うことが不可欠です。この過程にはモデルのレビューとコラボレーションが含まれ、これは BIM データの Unity のリアルタイム 3D 環境へのインポートから始まります。

VIATechnik の世界

次に VIATechnik の Jun 氏が、過去にオーナー・建築家・エンジニアと連携しながら取り組んで来た 1700 件を超える建設プロジェクトについて紹介しました。同社は、BIM、AR/VR、レーザースキャン、点群データの BIM 変換、ソフトウェア開発、プロジェクト制御に重点を置いたサービスを提供しており、病院やスタジアム、大学のキャンパス、カジノ、高速・一般道路など数多くの 3D 体験を作り出して来ました。優れた人員とプロセスと技術で知られる同社は、エンジニアからビデオゲームデザイナーまで、幅広いチームを抱えています。

BIM と VR の架け橋

続いて Jun 氏は、忠実度の高いビジュアライゼーションの重要性を強調しながら、一方で、AEC 業界で最も人気のあるソフトウェアツールのひとつである Revit でさえ、ビジュアライゼーションの分野においてはその強みが活かせないことを説明しました。この溝を埋め、VR 分野の既存のワーキングモデルから無限の可能性を引き出すのが Unity と PiXYZ の提携です。

BIM データの Unity への取り込み

実際のワークフローにおけるインポート用のファイル形式は IFC なので、Revit、Civil 3D、Tekla その他、IFC ファイルの出力が可能なソフトウェアであれば問題なく使用できます。IFC モデルを PiXYZ 経由で直接 Unity にインポート可能です。また Jun 氏は、ジオメトリのインポート品質、ポリゴン数、UV についても詳細に解説しました。

その後マイクが Jun 氏 から Kieran に渡され、Kieran がインポートプロセスのセットアップ方法を説明しました。彼は、すでに Unity に統合済みの PiXYZ PLUGIN を使って、Revit からエクスポートされた IFC をすべての BIM データとともにインポートする方法を実演しました。

規則、マテリアル、コライダーその他のテスト

調査結果をさらに深く掘り下げるため、VIATechnik の Michael 氏が同社における最も一般的なユースケースからいくつかの要素を(Rule Engine の使用、衝突境界の設定、ライトやイルミネーションの追加、追加アセットのランダム化など)ハイライトし、続いて Unity でこれらの手順を実行する方法を紹介しました。

ウェビナーの最後には Michael 氏から、彼らがこれらの機能の可能性を測るために様々なモデルを使用して行って来たテストについて説明しました。彼らはシームレスなプロセスを発見し、それを、小さな屋内の部屋から大きなスポーツスタジアムに至る多様なプロジェクトに使用しました。これにより、VR 環境の開発の準備に掛かる手作業の多くが省かれ、BIM と VR モデルの間におけるシームレスな切り替えが可能になったことから、より迅速なイテレーションと問題解決が可能になりました。

まとめと今後の予定

Unity のリアルタイム 3D 開発プラットフォームは不可能を可能にします。BIM ライフサイクルのすべての要素が、モジュラーベースで幅広い選択肢を提供する Unity のプラットフォームによるリアルタイム 3D の恩恵を受け、様々な要素のコンテンツ開発が、各ステージで、より行いやすくなります。3D モデルをそのまま Unity 内に取り込んで、テクスチャ―やライティングを追加したり、誰もがモデル内のウォークスルーに使用できる動画を作成することができます。出資者は、これにより空間の見え方を明確に視覚的に把握できるようになり、効率的な連携によるデザイン承認の迅速化や潜在的な欠陥の発見が可能となるほか、早期に正しい決断を行うことで、開発後期における問題修正の必要性を回避することが可能になります。

(BIM データの準備と最適化のための)PiXYZ を含む Unity Industry Bundle をお試しになりたい方は、こちらからお申込みください

次回の ENR 提供によるウェビナーへの参加お申込みも受付中です。VIATechnik の完全レポートはこちらからダウンロード可能です。また、近々開催される業界イベント(AEC Next、AIA、Autodesk University London など)でも、皆様のお越しをお待ちしております。さらに詳しい情報をご希望の方はこちらからご連絡ください。今後も関連のニュースをお届けして参りますので、ぜひお見逃しなく!

 

オンデマンドウェビナーを視聴する

 

オンデマンドウェビナー をご視聴になれば、AEC 向け Unity の真の力をご覧いただけます。コメントは本ブログページにお気軽にお寄せください。皆様からのコメントはすべて読ませていただいております!特に、皆様のビジネスで Unity 製品をより便利に使えるようにするためのフィードバックは大歓迎です。さらに詳しい情報は AEC ソリューションに関するページでご覧いただけます。

コメント受付を終了しました。

  1. You should make also a port for blender 2.8 because it has a BIM style add-on called archipack. More and more we are switching to blender and more and more is switching to blender 2.8 for archviz and 2.8 version has become super user friendly. I hope unity to see that and create a more automated workflow.

  2. Hugh Compton

    4月 30, 2019 4:54 pm

    Great article, thank you.