Unity を検索

リアルタイム 3D で世界の形を変える - Unite Copenhagen 基調講演ハイライト

2019年9月23日 カテゴリ: コミュニティ | 12 分 で読めます
取り上げているトピック
シェア

Is this article helpful for you?

Thank you for your feedback!

Unite Copenhagen の開催をここに宣言します。15 年前に Unity の最初の 1 行が書かれた場所のほんの近くで、このような催しを開催できることは大変感慨深いことです。 ゲームを革新するような発表や驚きのデモで満載の基調講演を皮切りに、Unite を始めることにします。

興味深い詳細のすべてをどうぞご覧ください。そして、@Unity3d#UniteCopenhagen で、ツイートに参加することもお忘れなく。

このコンテンツはサードパーティのプロバイダーによってホストされており、Targeting Cookiesを使用することに同意しない限り動画の視聴が許可されません。これらのプロバイダーの動画の視聴を希望する場合は、Targeting Cookiesのクッキーの設定をオンにしてください。

コンテンツ

世界の形を変える
パフォーマンスを簡単にレベルアップ
Unity Simulation によるテスト、トレーニング、検証
かつてないビジュアルを実現する次世代のグラフィックスツール

高画質でゲーム対応する HD レンダーパイプライン
ユニバーサルレンダーパイプライン - すべての Unity 対応のプラットフォームで美しく、高性能なグラフィックスを実現
The Heretic - Unity の HD リアルタイムグラフィックス
2D ツールの進化

シームレスなマルチプレイヤー体験の構築
ワークフローの大改革

深くインタラクティブな AR 体験の実現
リアルタイムのビルディングインフォメーションモデリング (BIM)
GameTune で最高のゲームプレイ体験を提供

世界の形を変える

ゲームがビジュアルコンテンツを牽引する革新的な方法は、私たちに刺激を与え続けています。新しいコンソール、ストリーミング配信、ツール、そしてアイデアは、インタラクティビティ、グラフィカルなパワー、ソーシャルな接続性に関する状況を変化させています。簡単に言えば、ゲームテクノロジーとゲーム制作者が世界の形を変えていると言ってよいでしょう。

リアルタイム 3D は、あらゆるクリエイターに可能性を開き、まったく新しい方法で業界の革新を進めています。建築や建設だけでなく、自動車や輸送業界でもすでにそれが使用されているのが見られます。まもなく、顕微鏡手術の練習と実施に使用されるようになるでしょう。人工知能と連携し、ロボットを訓練するでしょう。 製造工場のフロアレイアウトの設計にも影響を与えるでしょう。 クリエイターになるには素晴らしい時代です。私たちはこの旅に参加していることを誇りに思います。

このコンテンツはサードパーティのプロバイダーによってホストされており、Targeting Cookiesを使用することに同意しない限り動画の視聴が許可されません。これらのプロバイダーの動画の視聴を希望する場合は、Targeting Cookiesのクッキーの設定をオンにしてください。

かつてないビジュアルを実現する次世代のグラフィックスツール

Unity Graphics チームは、直感的で芸術的なワークフローに加えて、高性能で、最先端のビジュアルなど、最高クラスのグラフィックステクノロジーの開発に励んでいます。スクリプタブルレンダーパイプライン (Scriptable Render Pipelines, SRP) を使ったレンダリングテクノロジーに力を注ぎ、望むものを直接制御できるようにしました。すぐに利用可能な 2 つの新しいレンダリングパイプラインをそのまま使ったり 、独自のソリューションのスタート地点として使用したり、ニーズに合わせてカスタマイズするなど、幅広く活用できます。

高画質でゲーム対応する HD レンダーパイプライン

これらの最初のものは HD レンダーパイプライン (High Definition Render Pipeline, HDRP) です。これにより、ハイエンドハードウェア上で可能な限り高いレベルのグラフィックスを追求し、強力でパフォーマンスの高い忠実なビジュアルを実現できます。

Unity 2019.3 で提供するのは、プレビューを終了した完全に一式揃った製品です。見事なグラフィックスとフォトリアリズムをゲームに対応したフレームレートで提供します。HDRP アセットは、ハイエンドプラットフォームで忠実にスケーリングされ、利用可能なハードウェアリソースを有効に活用して最高のビジュアルクオリティを実現します。VFX Graphシェーダーグラフプログレッシブライトマッパー などの完全に揃った正式版のアーティストツールを使用して 1 回オーサリングするだけです。

制作スタジオで、HDRP の素晴らしい成果がどれだけ現れているかを紹介するために、Multiverse の創設者兼 CEO である Freeverse Fan 氏が彼らの最新プロジェクトである『Earth from Another Sun』を特別に見せてくれました。

このコンテンツはサードパーティのプロバイダーによってホストされており、Targeting Cookiesを使用することに同意しない限り動画の視聴が許可されません。これらのプロバイダーの動画の視聴を希望する場合は、Targeting Cookiesのクッキーの設定をオンにしてください。

Multiverse のチームは、リアルな環境を備えた、見事なグラフィックスのエイリアンのゲームを構想しました。 これを達成するために、露出の調整、トーンマッピング、サブサーフェススキャタリング、ボリュームライティング、カラーグレーディング、レンズディストーションなど、様々な HDRP 効果を採用しました。その結果、美しい没入型の世界を探検することができたのです。そして、敵の大群と慌ただしく対戦している最中でも、毎秒 60 フレームの滑らかなパフォーマンスが妨げられることは一度もありませんでした。

2020 年に『Earth from Another Sun』がリリースされたら、思う存分プレイできることを楽しみにしています。

ユニバーサルレンダーパイプライン - すべての Unity 対応のプラットフォームで美しく、高性能なグラフィックスを実現

2 番目の新しいパイプラインは、以前は 軽量レンダーパイプライン (Lightweight Render Pipeline) と呼ばれていた ユニバーサルレンダーパイプライン (Universal Render Pipeline) です。ユニバーサルレンダーパイプラインは、Unity 対応プラットフォームすべてにアプローチしたい場合に最適です。これは、美しさとパフォーマンスの両方を提供する強力なソリューションで、そのまますぐに使用できます。何よりも素晴らしいのは、2D、3D、 XR のどれに対応させて構築するかに関係なく、Unity が対応するすべてのプラットフォームに対して適切にスケールします。

ユニバーサルレンダーパイプラインを使用すると、VFX Graph、シェーダーグラフ、ポストプロセス、レンダーパスなど、すべての新しいアーティストツールとワークフローを使用できます。プロジェクトを Unity のデフォルトのレンダリングから更新することが可能で、そのようにすると、見た目、実行、スケーリングがかつてないほど向上します。ユニバーサルレンダーパイプラインには、素晴らしいパフォーマンスの向上につながる改良されたシングルパスレンダリング技術が利用されているためです。

1 回オーサリングすればどこにでもデプロイでき、優れたパフォーマンスと最高クラスのビジュアルを実現できます。これを実証するために、Boat Attack プロジェクトを PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch™、そして異なる処理能力と機能を備えた 3 台のスマートフォンで実行しました。コンテンツをスケールアップしながら豪華なグラフィックスを求めているなら、正式版ユニバーサルレンダーパイプラインをとても気に入っていただけるでしょう。

すべての正式版機能と優れたパフォーマンスは、今すぐに楽しんでいただけます。アップグレードツールを使用してプロジェクトをアップグレードしたり、Unity Hub からユニバーサルテンプレート (Universal RP Template) を使用して新しいプロジェクトを作成してご利用ください。

私たちは、作業に適したツールが重要であると信じています。これからは、スクリプタブルレンダーパイプライン (HD レンダーパイプラインとユニバーサルレンダーパイプライン) を使って、それから作成する様々なオプションを利用できます。

The Heretic - Unity の HD リアルタイムグラフィックス

GDC 2019 では、リアルタイムのシネマティックショートフィルム、『The Heretic』のプレビューを公開しました。これは、商用グレードのデスクトップ PC で 1440p、30 fps で実行されます。このショートフィルムにはグラフィックスの最新技術が使用されており、最新のポストプロセスエフェクトと統合された HD レンダーパイプライン に大きく依存しています。

大いに期待が高まる中、私たちは Unite Copenhagen 2019 で完全なシネマティックフィルムを公開し、VFX Graph を使用して作成した新しいキャラクター、Morgan を紹介しました。GPU パーティクルでシミュレーションを作成することにより、アーティストはキャラクターの形状、性別、外観、動作を変更できます。パーティクルはリアルタイムでアーティストの指示に適応するため、アーティストは、最終的なフレーム状況で調整がどのように表示されるかを即座に確認することができます。

HDRP には、髪、目、布 (織物) 用の シェーダーグラフ のマスターノードが含まれています。目のマスターノードを使用すると、コースティクスと屈折を備えたリアルな人間の目を作成できます。主人公のキャラクター、Gawain の無精ひげとまつげには髪用のマスターノードを使用しました。

VFX Graph と HDRP はどちらもプレビュー版を終了し、2019.3 で正式版になる予定です。

このコンテンツはサードパーティのプロバイダーによってホストされており、Targeting Cookiesを使用することに同意しない限り動画の視聴が許可されません。これらのプロバイダーの動画の視聴を希望する場合は、Targeting Cookiesのクッキーの設定をオンにしてください。

ワークフローの大改革

深いインタラクティブ AR 体験の実現

私たちは、現実世界とインテリジェントに対話する、強力で深いインタラクティブ AR 体験を作成したいクリエイターのための ツールを構築しています

AR Foundation の上に作られた Mixed and Augmented Reality Studio (MARS) は、AR オーサリングをより簡単にするために構築された特殊な AR 作業環境です。このワークフローにより、まるで現実世界に住んで反応しているような、状況を認識できて真にインタラクティブな体験を迅速にプロトタイプ化し、テストし、リリースすることができます。

マルチプラットフォーム向け開発用の AR Foundation フレームワークを使用すると、可能な限り多くの人々に AR 体験を届けることができます。統一されたワークフローを提供するため、プラットフォームごとにアプリケーションを再構築する必要がありません。アプリケーションを 1 回構築するだけで、すべてのプラットフォームで機能します。さらに、 AR のウェアラブルデバイスまで含まれるようになりました。つまり、史上初めて、アプリケーションを 1 回構築すれば、ARKit、ARCore、HoloLens、Magic Leap の全デバイスで動作するようになったのです。

また、新しい XR Interaction ツールキットを使用すると、AR や VR 体験にインタラクティブ機能を加えることもできます。これらのオブジェクトインタラクションをゼロからコーディングするのではなく、簡単にコンポーネントをシーンに追加できます。

AR 機能を追加するためにアプリケーションを再構築するのは時間と手間がかかるので、ネイティブのモバイルアプリケーションに直接 AR を挿入する 機能を公式にサポートしています。こうすることによって、Unity と AR 関連サービスのすべての力を活用して、今日すでに存在する数十万ものネイティブアプリケーションにそれらを埋め込むことができます。

このコンテンツはサードパーティのプロバイダーによってホストされており、Targeting Cookiesを使用することに同意しない限り動画の視聴が許可されません。これらのプロバイダーの動画の視聴を希望する場合は、Targeting Cookiesのクッキーの設定をオンにしてください。

--

Unite Copenhagen のページで、1 週間のすべてのアクティビティをご覧ください。

次回お会いするまで、世界の形を変える準備をしましょう。

2019年9月23日 カテゴリ: コミュニティ | 12 分 で読めます

Is this article helpful for you?

Thank you for your feedback!

取り上げているトピック