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Unity as a Library を使って、Unity を作った機能をアプリに追加しよう

2020年9月16日 カテゴリ: Engine & platform | 2 分 で読めます
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ネイティブなモバイル体験に AR、リアルタイムレンダリング、ミニゲームなどを簡単に追加することで、既存のアプリを強化することができます。Unity 2019.4 LTS に、Android/Java および iOS/Objective-C アプリで制御できる Unity as a Library のサポートが追加されます。

去年の 6 月に発表した通り、Java で Android アプリおよび Objective-C で iOS アプリを開発する際に、Unity で作った機能をアプリに含められる開発者向けソリューションの開発を進めています。Unity 2019.4 では、Unity as a Library を使うことで、Unity ランタイムとコンテンツの両方を統合して、iOS/Android 上の「ネイティブ」プラットフォームアプリ内で実行することができます。これにより、拡張現実(AR)、3D/2D リアルタイムレンダリング、2D ミニゲームなどの機能をモバイルアプリに直接挿入できるようになりました。

仕組み

Unity は、ネイティブアプリケーション内でランタイムライブラリをいつ、どのようにロード/アクティベート/アンロードするかを管理できるコントロールを提供しています。それ以外は、モバイルアプリのビルドプロセスはほとんど同じです。ドキュメンテーションでより詳細な情報と Android/iOS 用のプロジェクトのサンプルについてご確認ください。

Unity as a Library を使用するには、Android/Java や iOS/Objective-C アプリケーションのアーキテクチャを深く理解している必要があります。

AR シナリオを詳しく見る

Unity as a Library は、業界をまたいで、さまざまなユースケースで大きなメリットを提供しますが、既存のモバイルアプリに AR 体験を挿入する場合に特に力を発揮します。この機能の使用例については、IKEA の AR 機能強化版「IKEA Place」モバイルアプリの開発について解説した Unite Copenhagen 2019 のセッション「Inserting AR directly into a native mobile app」をご覧ください。

また、AR 要素を統合して編集することが簡単に出来ることをお伝えするために、短い AR ベースのデモを作成しました。

この AR サンプルのソースコードは、GitHub レポジトリでご覧になれます。

モバイルを超えて

この機能はモバイルプラットフォームでは新しいものですが、Windows や Universal Windows Platform 向けには Unity as a Library を組み込んで、そのパワーを活用することがすでに出来るようになっています。詳細は、ドキュメンテーションを参照してください。

Unity as a Library を使って、アプリの新たな可能性を引き出しましょう。

 

詳細はこちら

2020年9月16日 カテゴリ: Engine & platform | 2 分 で読めます

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