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Elektrobit 社の EB GUIDE と Unity を使って、最先端のカーコックピットを作る

, 1月 8, 2021

高性能なコンピューティングプラットフォームが車に広く搭載されるようになり、それに伴ってより大きなディスプレイがより多く使われるようになったことで、没入感のある車載ヒューマンマシンインターフェース(HMI)体験への需要が高まっています。Unity は、このような高度なユーザーインターフェース(UI)を可能にするために、アウディ、GM、フォルクスワーゲンなどのメーカーの 5,000 万台以上の車で使われている EB GUIDE プラットフォームを提供している Elektrobit(EB)社との連携を進めています。

Unity と EB 社との HMI 分野でのコラボレーションについては、CES 2021 のセッションでご紹介します。当セッションは 1 月 12 日(火)午前 9 時(太平洋標準時。日本時間 1 月 13 日(水)午前 2 時)から開催され、ここで皆様からのご質問にお答えするとともに、EB GUIDE と Unity エディターを組み合わせた自動車用コックピット UI のデモを行います。

 

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デザインからデバイスまで妥協しない

Unity と EB GUIDE を使った HMI デモの概念実証

従来の HMI プロセスでは、デザインからデバイスに至るまで時間がかかるだけでなく、自動車製造、デザインパートナー、HMI システムの一次請けサプライヤー、主要なシステムオンチップ(SoC)ベンダーなど、主要な協力者と多くのトレードオフについて検討し、ある点においては妥協することを受け入れる必要も出てきます。設計のビジョンが当初のイメージ通りに製品の UI および HMI の実装に反映されない主な理由は、設計と開発の段階でチームが異なるソフトウェアを使用し、異なる専門用語を使用し、異なるワークフローで進めてしまうことです。

その結果として、非常に多くの作業の繰り返しや部品の再製造が必要となります。デザインプロセスから実装に至るまでのすべてのプロセスを容易にする統合された HMI ツールチェーンによって大幅な効率化が促され、優れた HMI 体験を自動車の上で実現するために必要なデザインから開発までの時間、労力、および複雑性を削減することができます。

Unity と EB 社が安全で没入感のある車内体験を可能にする

Unity と EB GUIDE を使って作成した HMI デモの概念実証。NXP i.MX 8QM ベースのプラットフォームと Yocto Linux 上で実行

Unity は、リアルタイム 3D 技術がこのプロセスに大きな改善をもたらすと考えています。この技術は、関連する活動が互いに切り離された形で存在している HMI ワークフローを、優れたユーザー体験を実現するための合理化された効率的でコスト効率の高い配信システムへと変革していく道を切り開くものです。

Unity のリアルタイム 3D は、WYSIWYG 環境での開発を可能にするため、すべてのコンテンツを同じ文脈で開発し、プレビューして、関係者全員で修正を重ねることができます。チームは、開発中だけでなく、より早い段階でデザインをプレビューし、組込み先(車載グレードのチップセットなど)に直接デプロイすることができます。これは、プロジェクトがデザインから開発に移行する際に発生しがちな妥協や複雑性を解消する上で役立ち、従来のやり方を大きく変えうる存在です。

この分野にリアルタイム 3D のパワーをもたらすために、Unity はより広範な HMI エコシステムや EB 社のようなマーケットリーダーと協力していくことに注力しています。EB 社は、業界で最も広く使用されている HMI プラットフォームの 1 つである EB GUIDE を提供しており、機能安全(製品の機能が壊れず、万一故障しても安全が維持できる設計とすること)に取り組んでいるリーディングカンパニーの 1 つです。

EB 社とのコラボレーションにより、Unity は、2D、3D、安全に関連するコンテンツを 1 つの体験に統合した車載グレードの HMI の作成を支援することが可能になります。また、開発に取り組むチームは、自動車業界の安全ニーズと法規制を確実に満たしながら、最先端の HMI 体験を簡単かつ迅速に設計・開発することができます。

Unity と EB 社のコラボレーションに関する EB 社の HMI ソリューション部門プロダクトマネージャー Thomas Moder 氏からのコメント(動画)

どのように動くのか

Unity と EB 社のコラボレーションでは、UX デザインから組込みデザインまでをシームレスに行うための、新しい一気通貫したワークフローを導入しています。これは、Unity エディターと EB GUIDE を統合し、プラットフォームをまたいで直接コンテンツをやり取りできる開発を容易に行えるようにするものです。

開発に取り組むチームはそれぞれのアプリケーションでコンテンツを作成することができます。例えば、EB GUIDE では UI、Unity では 3D アセットやアニメーションを作成し、結合されたコンテンツを EB GUIDE Studio でプレビューすることができます。EB 社と Unity は、その可能性を示すために、NXP i.MX 8QM ベースのプラットフォームと Yocto Linux 上で動作する概念実証デモを共同で作成しました。

Unity エディターのコンテンツを EB GUIDE Studio で同時に実行することができ、搭載先のハードウェアで HMI がどのように表示されるかを即座にプレビューすることができる

運転席の計器群や安全に関連するコンテンツは EB GUIDE Studio で、最新の 3D ナビゲーションや車載の 3D ゲームは Unity で作成されています。これは、EB GUIDE のユーザーが、Unity のリアルタイム 3D レンダリングとグラフィック機能を活用して、コックピットに配置されたコンテンツをどのように多様化させることができるかを示すものです。

Unity と EB 社のコラボレーションの詳細とデモをご覧になりたい方は、1 月 12 日(日本時間では 1 月 13 日午前 2 時)に開催されるウェビナーにぜひご参加ください。

 

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