Search Unity

Unity 2020 LTS と Unity 2021.1 TECH ストリームリリースが公開されました

, 3月 23, 2021

クリエイターにはそれぞれの仕事のやり方があります。そこで、TECH ストリームと長期サポート(LTS)の 2 つのバージョンをリリースすることで、皆様のニーズにあったソリューションを選んでいただけるようにしています。

TECH ストリームリリースでは、開発中の最新機能にアクセスすることができます。そのため、私たちがコンポーネントの開発を続けている間に、新機能を皆様のプロジェクトで使えるかを検討したり、プレッシャーテストを行ったりしていただくことができます。

Unity の LTS バージョンは、安定性の確保を優先しています。このリリースでは、前年の TECH ストリームで登場した機能や改善点をすべて盛り込み、なおかつ完成度を高めて、2 年間のサポートの付いた 1 つのインストールパッケージとしてまとめたものです。

リリースバージョンが複数あることで、リアルタイムの 3D 体験をどのように開発し、デプロイするかをより自由にコントロールすることができます。つまり、プレイヤーに独創的な体験を提供するための情報をより自由に選択でき、一方では Unity によるサポートがついているという安心感を得ることができます。

私たちの役割は、皆様の仕事を強力にサポートし、皆様が成功できるようにすることです。2020 年、私たちは皆様の生産性を高め、ワークフローとプレイヤーの体験の両方のパフォーマンスを向上させる高品質のクリエイティブ環境を提供するというコミットメントをさらに強化しました。

この 12 か月間の作業により、どちらのストリームからのリリースを使用するかに関わらず、皆様が開発を行う基盤となるような、より堅牢で安定した Unity エディターを提供できるようになりました。また、これまで年 3 回だった TECH ストリームのリリースを年 2 回にすることで、最新機能であっても安定化に費やす期間を長くし、品質水準を高めました。

また、パッケージの安定性と機能の面で期待できることを明確にするために、個別の機能の完成度をどうラベル付けするかを定義する、パッケージのライフサイクルを変更しました。

データ指向技術スタック(Data-Oriented Technology Stack; DOTS)に関する作業は継続して行われています。Unity 2020 LTS と Unity 2021.1 TECH ストリームで、Burst コンパイラーと C# ジョブシステムが提供されており、どのようなプロジェクトでも使えるようになっています。これらは DOTS の 3 つのコア機能のうちの 2 つで、もう 1 つはエンティティです。

エンティティは、高パフォーマンスのゲーム制作に革命をもたらします。しかし、その可能性と、高品質なツールを実現することに引き続きこだわっていくために、私たちは品質と安定性について最高の基準を設定しつづけています。そうすることで、現代のゲームクリエイターのニーズを満たし、エンティティが単に動くというだけでなく、利用しやすいものになることを確信しています。最新情報については、拡大された DOTS フォーラムをご覧ください。

私たちは、あらゆる形、あらゆる規模のゲームとチームに、品質、生産性、およびパフォーマンスを提供することを約束します。これらのキーワードの皆様にとっての意味は、以下に示す通りであるとご理解ください。

品質:安定したワークフローを提供し、プレイヤーに美しい体験を提供すること

生産性:皆様のチームで効率的なイテレーションとワークフローを実現できること

パフォーマンス:ワールドクラスのゲーム体験をシームレスに制作、提供するためにパワーアップすること

各リリースに含まれる内容

最適化されたワークフローにより、最軽量の 2D ゲームから没入型の 3D ワールドまで、プロジェクトのコンセプト立案から最終レンダリングを行うまでの時間を短縮することができます。詳細については、後に示すリンク先からアクセスできるリリース情報を掲載した Web ページや、Unity 2020 LTS リリースノート、およびUnity 2021.1 TECH ストリームリリースノートをご覧ください。

素晴らしいグラフィックスを実現するためのワークフローの強化

最適化されたワークフローを利用して、最初の 1 ピクセルからプレイヤーを惹きつける、映画のようなコンテンツやゲームプレイのシーケンスを作成できます。

Unity 2020 LTS

ユニバーサルレンダーパイプライン(URP)、シェーダーグラフ、Visual Effect Graph、Cinemachine、アニメーションリギングなどに改良が加えられた Unity 2020 LTS では、ワークフローが強化され、ずっとフローに入ったまま作業を続けることができます。

Unity 2021.1 TECH ストリーム

ビジュアルスクリプティングを Unity エディターに統合し、URP、HD レンダーパイプライン(HDRP)、2D ツールへの投資を継続することで、Unity 2021.1 TECH ストリームでは、幅広いプラットフォームで素晴らしい結果を出すための機能強化とワークフローの最適化が実現されました。

各リリースに盛り込まれた、魅力的なビジュアルを作成するための要素についての詳細はこちらをご覧ください。

最適化されたコーディングワークフロー

内側の仕組みまで細かく調整したいという方のためのアップデートもあります。最新のリリースでは、コーディング時の体験向上、テスト、ビルド、プロファイリングの改善が施され、最適化された高パフォーマンスのゲームを自由に作ることができます。また、皆様に安心してゲームを作っていただけるように、安定性の確保に引き続き注力していきます。

Unity 2020 LTS

プロジェクトが複雑化すると、コード数や機能の増加を考慮したビルドプロセスが必要となり、生産性に影響を与えるようになります。2020 年には、ビルド時間を最適化するために、Unity のコンパイルエンジン内の多くのサブシステムを根本的に見直しました。新しい構成設定によって、再生モードへの出入りがより素早く行えるようになりました。また、C# 8 のサポートにより、コードを書く際の効率が向上し、Roslyn アナライザーの統合により、コードの品質とコーディング規則を監視することが可能になりました。セーフモードとプロファイリングツールは、皆様のゲームでより高いパフォーマンスを実現しつつ、より速くコーディングする上で役立ちます。

Unity 2021.1 TECH ストリーム

最新のグラフィックパッケージが Unity のコアエンジンに統合された形で公開されました。これにより、最先端のグラフィックス機能を利用するための作業が容易になるとともに、常に検証済みの最新コードで作業ができるようになります。この統合には、URP、HDRP、シェーダーグラフ、Visual Effect Graph の最新バージョンも含まれています。もちろん、コードカバレッジ、プロファイリングやシミュレーションのサポートの強化、さらにはコンパイルの改善など、全体的なコーディング体験の向上も図られています。

コーディングワークフローの最適化に関して、リリースに含まれる内容についてはこちらをご覧ください。

今日も明日も、皆様のゲームがすべてのプラットフォームのすべてのプレイヤーに届くように

ゲームをプレイヤーの手に届けること、そして遊び続けてもらうことが成功の鍵です。

業界との密接なパートナーシップのネットワークにより、一度ビルドした体験をあらゆる場所にデプロイできる環境が実現されています。これにより、変化の激しい業界で一歩先を行き、最新のプラットフォームが手に入ったその日のうちにゲームをデプロイすることが可能になります。

Unity 2020 LTS と Unity 2021.1 TECH ストリームの各リリースでは、AR、VR、モバイル開発に特に力を入れており、プロセスをさらにスムーズにするための新機能と改良を多数盛り込んでいます。

Unity 2020 LTS

Unity 2020 LTS リリースでは、OpenXROculus Quest 2 がサポートされ、幅広い AR・VR デバイスに最大限のリーチを実現できるようになりました。さらに、AR Foundation 4.0 は、iPhone 12 Pro および iPad Pro の LiDAR センサーを使用した ARKit シーンメッシュ再構築をサポートしており、現実世界とシームレスに調和することで、皆様の AR 体験に一段上のリアリズムをもたらします。加えて、Adaptive Performance 2.0 には、その機能を紹介する新しいサンプルプロジェクトが用意されました。

Unity 2021.1 TECH ストリーム

XR Interaction Toolkit(プレリリース)を使用すると、インタラクションについてゼロからコーディングすることなく、AR 体験・VR 体験に双方向性を追加することができます。このツールキットには、主要なバグ修正とワークフローの改善、追加のインタラクションが追加され、ツールキットのすべてのインタラクションのデモを行う新しいサンプルも含まれています。また、AR Foundation 4.1 では、デプステクスチャや自動オクルージョンなど、ARKit や ARCore で作成された最新の AR 機能を利用することができます。

プレリリース・実験的段階の技術を試したい方へ

Unity 2021.1 から、パッケージマネージャーでパッケージを公開、表示、およびラベル付けする方法が変更されます。この新しいシステムは、パッケージの安定性、期待されるサポートレベル、リリース予定日、パッケージに対する Unity の長期的なコミットメントについて、より明確なガイダンスを提供することを目的としています。この新しいライフサイクルは、コミュニティからの多くのフィードバックの結果生まれたものであり、また、パッケージマネージャーの使い方を明確にし、その使用時の体験を向上させることを約束するものです。詳細はこちらをご覧ください。また、プレリリースや実験的機能のフェーズにあるパッケージを試してみたい方は、新しく立ち上がった専用のフォーラムスペースにアクセスすることで、ご利用いただくことができます。

GDC Showcase で発表された新しいネットコードソリューションについて興味がある方は、ソリューションが GitHub で実験的パッケージとして公開されていますので、ぜひお試しください。新しいドキュメントサイトで、マルチプレイヤーゲームのネットワーク化を検討するために必要なリソースを提供しています。

Unity 2020 LTS と Unity 2021.1 TECH ストリームのウェビナーにぜひご参加ください

開発者アドボケイトチームが、Unity 2020 LTS および Unity 2021.1 TECH ストリームリリースに含まれる重要な機能について、ハンズオン形式で説明します。

Unity 2020 LTS ウェビナーは 4 月 20 日(日本時間 4 月 20 日 24 時(21 日 0 時))、Unity 2021.1 TECH ストリームウェビナーは 4 月 22 日(日本時間 4 月 22 日 24 時(23 日 0 時))に行われます。ウェビナーへのご登録は現在受付中です。

詳細を確認して、ぜひフィードバックをお寄せください

私たちは、より多くのクリエイターがいれば、世界はもっと良い場所になるはずだと信じています。そのために、より良いプラットフォームを構築するために常に努力しています。つまり、作りたいものを作るための強固な基盤と強力なツールを確実に提供していくということです。

フォーラムでは、新機能やアップデートに関するフィードバックを行うことができます。Unity 2020 LTS のリリースについてはこちら、Unity 2021.1 TECH ストリームについてはこちらでご意見をお聞かせください。また、Unity 2020 LTS のリリースノートUnity 2021.1 TECH ストリームのリリースノートには、これまで同様、アップデートの内容のすべてがリストアップされています。

16 replies on “Unity 2020 LTS と Unity 2021.1 TECH ストリームリリースが公開されました”

Tech stream gets new features sooner. LTS (long term support) means that version will get bugfixes for multiple years (2018.4 LTS is still being updated).
LTS is considered more stable and will be supported by more asset developers.

The release note of 2021.1.0 includes HDRP specific items without HDRP label. It’s difficult to read through changes for Graphics.

2021.1 does feel more responsive than 2020 in general use. Which is great, I applaud the recent editor UX focus, it’s so important. As iteration and editor UX degrades I always consider switching from Unity. Weighing the pros and cons I still want to stay with Unity for now.

Unfortunately I still have a crazy crash rate. Probably 5-15 times per hour depending on what I’m doing. Most common is going into playmode which causes a crash 1 in 20 times or so. It wasn’t so bad with 2019.2 and lower. I’m not sure if this is my use of experimental packages for now so I _guess_ I can’t complain… although if it is that I wish the editor was better isolated from their effects.

Been using the tech stream for a while, works perfectly fine for us. No slowdowns at all, if anything it’s a little faster.

Compared to which release?
I started my project in Unity 2018.2, keeping it mostly up-to-date with the tech stream. If anything the 2020 releases are faster, thanks to configurable play mode, and they also feel more responsive due to various UX changes.

Thats because they are merging packages in to unity like Device Simulator which always made my editor perform poorly and there seems to be no way to turn it Off. Not everyone is developing for Android. Now everyone is gonna have slow editor without knowing WHY.

It’d be hard to be much slower. 2020 LTS is so slow to start and compiles so slowly that it’s become a major bottleneck for me.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です