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巡業先から:Unity のダイバーシティ採用チームでカンファレンスに参加した 1 年を振り返って

2023年1月4日 カテゴリ: ニュース | 11 分 で読めます
On the road: My year of conferences on Unity’s Diversity Recruiting team | Hero image
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2022 年にダイバーシティ採用チームのメンバーとして Unity に入社し、プロジェクトコーディネーターをしている Kaylynn です。私はまず、その年のカンファレンスへの参加を優先させました。このような重要なプロジェクトをリードすることに最初は緊張しましたが、素晴らしいチームと一緒に仕事ができたことをとても嬉しく思っており、リクルーティングのための長い旅の舞台裏をお伝えできることを嬉しく思っています。

Richard Tapia Celebration of Diversity in Computing Conference

9 月にワシントン DC で開催された Center for Minorities and People with Disabilities in Information Technology の Richard Tapia Celebration of Diversity in Computing Conference はこの年最初の対面式会議となり、私は大学採用チームのメンバーとともに参加しました。Tapia Conference は、同会議の 2022 年のテーマである「A Time to Celebrate!」(お祝いの時)を忠実に守っており、素晴らしい体験となっていました。参加者は、あらゆる経歴や民族の大学生、大学院生、教員、コンピューティングの専門家などです。このカンファレンスは私にとってはパンデミック後、初めての対面式の採用イベントであり、また私が Unity の一員として参加したものとしても初めてのものとなりました。初日、ブースをオープンする前に緊張したのを今でも覚えています。しかし、大学採用チームが私を素早く立ち直らせてくれたので、私たちのインターンシッププログラムについて自信を持って学生に話すことができました。

Tapia Conference で過ごした時間を振り返って、バックグラウンドや人種、障がい、ジェンダーなどを超えて、他の人と関わる機会を持てたことが、一番の思い出です。私たちのチームは、カンファレンスの場を離れても、そこで出会った候補者との関係を進展させる機会を提供するために、本当に素晴らしい仕事をしました。

グレース・ホッパー・セレブレーション

Our team of recruiters during the Grace Hopper Celebration in September
9 月に開催されたグレース・ホッパー・セレブレーションに参加する採用チーム

9 月末、フロリダ州オーランドで、Unity を代表して来ていた他の数名とともに、グレース・ホッパー・セレブレーション(GHC)に参加しました。これまでにも多くの採用イベントに参加してきましたが、今回のような大きなカンファレンスは初めてでした。2021 年、GHC はバーチャル開催で 29,000 人の参加者を集め、コンピューティング分野の女性が集う世界最大のイベントとしての参加者数の記録を打ち立てています。

カンファレンスの期間中、採用担当者は朝早くから夜遅くまで大変でしたが、それでもいつも楽しい時間を過ごすことができました。カンファレンス中、私たちは朝 8 時ちょうどに 1 日をスタートし、コンベンションセンターに間に合うようにシャトルバス乗り場まで急いで向かうという生活でした。 

日中、ブースで Unity チームは参加者に笑顔と歓迎を向け、潜在的な候補者にビジネスとオープンになっているポジションについて話ました。キャリアフェアは夕方 5 時に終了しますが、多くの候補者が私たちの話に興味を持ってくれたので、いつも 30 ~ 45 分ほど延長してお話させていただきました。カンファレンスではその他にも、大学採用チームや Unity 全社から集まったボランティアが指導するオンサイトでのインターンシップ面接などさまざまなイベントが行われ、私たちもそれらのイベントに参加しました。ボランティアがいることで、いらっしゃったすべての方との面接を行うことができ、その後、いくつかのインターンシップのオファーを出すことができました。

GHC の時は昼も夜も長く感じましたが、才能と意欲が会場に満ち溢れていたこともあって、私のお気に入りの会議の 1 つとなっています。Unity について熱心に語り、私たちのソフトウェアを使って作った、あるいは取り組んでいるプロジェクトを熱心に見せてくれる候補者を多数迎え、彼ら・彼女らとつながれたことは収穫でした。

私が GHC を楽しめた 2 つ目の理由は、素晴らしいチームメイトに初めて直接会えたからです。最近は、バーチャルで会って話をすることが多いので、直接対面で会えたことを嬉しく思っています。このカンファレンスで、私はこのチームメイトたちと 5 日間にわたって一緒に仕事をし、お互いを知る機会を得られました。 

SHPE 2022 National Convention

Oh, what fun! The team poses at the SHPE 2022 National Convention.
ああ楽しい!SHPE 2022 National Convention でポーズをとるチームメイトたち

11 月、ヒスパニック専門技術者協会(SHPE)の年次総会に出席するため、私のチームとインクルージョンパートナー、そしてラテン系従業員リソースグループ(ERG)である ComUnidad のメンバーは荷物をまとめてノースカロライナ州シャーロットへ向かいました。SHPE 2022 National Convention では、ラテン系コミュニティの何百人もの候補者に会い、見込みのある候補者たちと今後のプログラムに向けて、関係構築を行いました。

13,000 人を超える学生や専門家が参加する中、さまざまな専門分野で活躍されているエンジニアの方にお話を伺いました。当時、私はエンジニアリングにこれほど多くの種類があることを知りませんでした。多くの優秀なエンジニアと出会い、ネットワーキングを行い、ブースで素敵なグッズを配るだけではなく、私たちのチームはオンサイトの面接にも参加し、他のイベント同様、多くの候補者と話し、最終的にいくつかのインターンシップのオファーを出すことができました。

私がブースに入っていた時には、候補者が自分の興味、プロジェクト、キャリアゴールについて語り、彼ら・彼女らが粘り強く、懸命な努力によってここまでやってきたのかについて話を聞くことができ、とても刺激的でした。学部生や大学院生が、忙しい学業や生活の傍ら、カンファレンスでインターンシップを見つけるようとしている姿を見て、私はこうした参加者一人ひとりを迎えていることをとても誇らしく思いました。

AFROTECH カンファレンス

A Unity team selfie during the AFROTECH Conference in Austin
オースティンで開催された AFROTECH カンファレンスでの Unity チームのセルフィー

SHPE への参加を終えた 1 週間後、テキサス州オースティンにある Blavity Inc. の AFROTECH カンファレンスに向かいました。AFROTECH は、黒人による技術や Web3 に関するあらゆる取り組みを扱う場所として知られており、2022 年に参加した他の対面式の会議とはまったく異なるものでした。これは、リクルート活動だけでなく、ラーニングラボの開催と、オースティンオフィスでのイベントという、2 つのカンファレンスの活動へ追加で参加したためです。

月曜日には、まずキャリアフェアを開催し、リクルートと B-United(黒人 ERG)のチームメンバー数名がブースを手伝いました。3 日間かけて、インターンシップの参加候補者と、専門職や技術をバックグラウンドとするアントレプレナーの両方に話を聞きました。

2 日目には、Unity のリアルタイム 3D 機能を紹介するラーニングラボが開催されました。ラボの一環として、Unity の Raymond GrahamKrystal CooperNick Straughn が、専門家としてパネルに参加しました。ワークショップには 300 人以上の参加者が集まり、専門家と対話し、パネリストそれぞれのキャリアの道筋から多くの学びを得ました。

最終日には、AFROTECH での活動を締めくくる、オフィス内でのイベント「Unity @ AFROTECH」を開催しました。Unity for Humanity の助成先である Black Terminus AR が参加し、創設者の Damien McDuffie 氏がインタラクティブな VR 展示で観客を沸かせました。オフィスでのイベントは、このカンファレンスで私が最も気に入った部分のひとつです。なぜなら、この 1 週間に独特の味わいを与えてくれるからです。会社としては、私たちの素敵なワークスペースで、インターンシップの候補者やクリエイターとより親密な関係を築くことができたと思います。

1 年を締めくくる

A virtual gathering of Unity team members during Latinx in Gaming’s CONEXION
Latinx in Gaming の CONEXION でバーチャル開催された Unityチームメンバーの集まり

2022 年の通年で、私たちのチームは Unity の代表として、7 つのダイバーシティ採用に関する活動に参加しました。 上記で紹介したカンファレンスに加え、National Society of Black Engineers の年次大会、Latinx in Gaming の CONEXION、3 つの QueerTech の活動に参加しました。

これらのプロジェクトでコーディネーターを務めている間、私は行ったことのない場所に行き、素晴らしいチームメンバーと働き、テクノロジーと Unity に対して大きな情熱を持った候補者に出会いました。

Unity のダイバーシティ採用のアプローチには、従来、技術系にあまり評価されてこなかった候補者と関係を築くための多くの戦略が含まれていますが、チームに入った 1 年目に候補者と直接会って持続可能な関係を築くことができたのは、本当によかったと思っています。

ご存知のように、目に見えないものになるのは難しいことです。Unity では、代表することを重視してこのようなイベントに参加することで、これまで知り合う機会のなかった候補者と知り合うことができます。また、DEI(ダイバーシティ、平等、インクルージョン)の観点からも、カンファレンスに参加するたびに、また一人一人と出会うたびに、こうした評価されてこなかったコミュニティを技術の世界や Unity につなぐことに一歩ずつ近づいていることを実感し、大変光栄に思っています。

Unity の DEI 戦略や取り組みについて詳しくは、インクルージョンとダイバーシティのページをご覧ください。募集中の職種については、Unity Careers のサイトをご覧ください。

 

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