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新しい Unity Educators Live セッションのご紹介 ― 新技術が学習活動をどのように変革させていくか

2020年10月12日 カテゴリ: テクノロジー | 4 分 で読めます
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無料のライブ学習シリーズ「Educators Live」の新しいセッションのお知らせです。Unity を教える人たちに、リアルタイム 3D 革命をリードするスキルを生徒に身につけさせるための実践的な考え方や発想のヒントをお届けします。Unity Educators Live にご登録いただき、この記事でセッションの詳細をご確認ください。

9 月の初めに Unity は、世界中の教育者がバーチャルに集まり、学生に需要の高いテクノロジー関連の仕事に就くための備えをさせることについて話し合う場に参加できる「Educators Live」を開始しました。この無料ライブ学習セッションは 12 月 2 日まで開催され、教育界と産業界のオピニオンリーダーが一堂に会して、今後の課題について率直に語り合います。

セッションでは、拡張現実(XR)やニューメディアなどの新しいテーマの教育に関する問題、有用な教育学的アプローチ、および、こうした新しいテクノロジーを現実世界の問題を解決する上で考えられるシナリオなど、幅広いトピックを扱います。技量もキャリアの段階もさまざまに異なる教育を生業とする人たちが集まり、同業者や Unity の専門家と交流することで、実践的な学び、発想、優れた考え方に触れることができます。

いまUnity Educators Live シリーズにご登録いただくと、シリーズ期間中、2 週間ごとに 1 時間のセッションを 1 本お届けします。無料なので、ご興味のあるセッションを選んでご参加いただくのにも適しています。見逃したセッションは後からご視聴いただくこともできます。シリーズの最後の 3 つのセッションでは、以下にご紹介するスピーカー陣が登壇します。

10 月 28 日:Empowering the Diverse Creators of the Future

より多くのクリエイターがいれば、世界はもっといい場所になります。そして、ストーリーテラー、インタラクティブ体験のデザイナー、プログラマーなど、クリエイターの中の多様性が大きくなれば、世界はさらによい場所になります。リアルタイム 3D 開発を教室に持ち込むと、クリエイターの多様性を伸ばし、発展させ、広げるチャンスが生まれます。このセッションでは、そのための戦略とリソースに焦点を当てます。

Clorama Dorvilias 氏はインタラクションデザイナーで、2014 年から様々な業界向けに偏見や共感について考えるバーチャルリアリティ(VR)体験の応用に関する研究開発を行っています。このパネルディスカッションでは、Dorvilias 氏と、デザイナー、作家、アーティスト、研究者として高い評価を受け、先住民の世界観を取り入れたメディアを制作・研究している Elizabeth LaPensée 氏、および高校教師として VR が女子のキャリア選択にどのような影響を与えるかに注目する Azine Davoudzadeh 氏が、共にパネルディスカッションを行います。

11 月 11 日:Projects with Purpose

学生は、教材が自分にとって意味のあるものであり、個人的に接点のある実世界の問題を解決するための解決策を考案する機会があれば、その教材への関心が高まります。リアルタイム 3D には、これまで解決できなかったこの種の問題に取り組む力があります。教育者の皆さんには、このようなタイプのプロジェクトを推進する方法や、教室で責任感と所有権を持つことを奨励することで学習者のモチベーションを高める方法を学んでいただきたいと思います。

このセッションでは、新技術がコミュニケーションやビジネスに与える影響を専門とするフューチャリストの Cathy Hackl 氏と、ロボット工学、人工知能、拡張現実、バーチャルリアリティ、プロジェクションマッピングを活用したプロジェクトベースの学習を主導する教育者・クリエイターの Kwaku Aning 氏の話を聞くことができます。

また、学際的な XR コミュニティの実践を通じて教育の強化に取り組む Extended Reality (XR) Initiative のディレクター、Jeremy Nelson 氏と、教育と非営利組織経営のスペシャリストであり、現在は Games for Change のマネージングディレクターを務める Arana Shapiro 氏も参加します。

12 月 2 日:Teaching XR Development with Unity

シリーズの最終回では、XR 開発を学ぶ学生にとってのチャンスについて議論し、その分野の専門家から、学生たちをサポートするための戦略やリソースについて学びます。XR 体験を開発するためのスキルは、学生たちにとって様々な業界や応用先へ携わる可能性を開く鍵となるものです。

このセッションの登壇者は実に刺激的な教育関係者ばかりです。Khoi Le 氏は最近学校を卒業したばかりで、地下室で 12 人の学生がやっていたスタンフォード大学の XR クラブを、大学全体で何百人もの学生や教員と触れ合うプログラムを持つ大規模なクラブへと成長させるのに貢献した人物です。また、学生主導で、XR アプリケーションの制作とデザインの基本を教えるコース「CS11: How to Make VR」のディレクターとしても知られています。Elizabeth Nguyen 氏は現在学生で、Stanford XR の部長を務め、Unity で最近インターンとして働いています。Sean Wybrant 氏は、コンピューターサイエンス、ビデオゲームのデザイン、インタラクティブ技術を教えており、XR でインパクトのあるプロジェクトベースの学習体験を作成する学生の支援を行っています。Emilie Joly 氏は、apelab の共同設立者であり、Unity 上で構築され、学生と教師をつなぎ、どこからでもインタラクティブな 3D 世界を作成することを可能にする学習プラットフォーム Zoe の開発者です。

共に刺激を受け、学びましょう

次回の Unity Educators Live セッションは、日本時間 10 月 28 日(水)午前 9 時に開催されます。Unity Educators Live シリーズに登録して、ご自分のスケジュールに合ったセッションにご参加ください。

 

今すぐ登録する

 

Unity Learn では、Educators Live シリーズの無料プログラムの詳細や過去に録画されたセッションをご覧いただけます。こちらのサイトにもぜひご訪問ください。

2020年10月12日 カテゴリ: テクノロジー | 4 分 で読めます

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